レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「L.A. ギャングストーリー」(2013)です。
映画は、LAがユダヤ系ギャング、ミッキー・コーエン(ショーン・ペン)に牛耳られ、ロスアンゼルス警察が何もできなくなり、パーカー市警本部長(ニック・ノルティ)が非常の措置として、法的措置無しでコーエンを逮捕すべく特殊チームを結成する。
オハラ巡査部長(ジョシュ・ブローリン)、ウーオーズ巡査部長(ライアン・ゴズリング)、ハリス巡査、キーラー巡査、ラミレス巡査、ケナード巡査が各々の特技を生かして、コーエン逮捕までを描いています。
そう、「L.A. コンフィデンシャル」の前日談なのです。ルーベン・フライシャー監督はノリノリでアメリカ人が大好きな「特攻大作戦」のスタイルで描いてくれます。加えてB級映画ぼっく作っているので、とても面白く出来ています。意外な拾い物と言ったら怒られるかな…
銃撃シーン満載で、特にラスト、コーエン逮捕する辺りは、アクション全開でトンプソンマシンガン乱射乱撃で、しっかりと見せてくれます。又、コーエンの情婦としてエマ・ストーンが登場し、いつも幼いような感じがする彼女ですが、しっとりと情婦を演じているのでこれも拾い物。
この監督で鑑賞しているのは「ヴェノム」のみですが、マーベルコミツク物ではなく、もう少し落ち着いたアクション物を監督して頂きたいと思う次第です。ひょっとしたら以外に成長するかも。
このブログ作成にBD版を鑑賞しています。 八点鍾
追記 この作品では殺人罪でコーエン逮捕していますが、実際は脱税です。その辺りが限界なのでしょう。