レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「アイ・アム・レジェンド」あの「オメガマン」のリブート映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「アイ・アム・レジェンド」(2007)です。

映画は、癌治療薬としてクルピン博士が開発した薬が人類をダークシーカーと呼ばれる怪物に変えてしまった。ネビル博士(ウィル・スミス)だけが免疫を持ち、生存者たちを探す為に毎日放送を行っている。且つ、ダークシーカーを捉えて、開発した血清がダークシーカーに効果があるか治験を行っている。

ある時、自分のミスで相棒である愛犬サムを失ってしまう。自棄になったネビルは深夜ダークシーカー達を皆殺しにしようと待ち受けるが、反対に殺されそうになる。そこにアナと言う女性が現れて助けてくれるのだが…

大作です。良く出来ていますが、何か面白くありません。監督はフランシス・ローレンス、最近作では「レッドスパロー」があります。この作品は良く出来ていましたが。

この作品は、71年にチャールトン・ヘストン主演「オメガマン」のリブート作品です。勿論、比較すればこちらの作品の方か良く出来ていますが、何故か、私は「オメガマン」に惹かれるのです。この作品では、若干宗教臭く吸血鬼モドキ達とネビル博士が対決するのですが、B級映画らしく何かSF映画ファンを楽しませてくれます。

「アイ・アム…」は冒頭の人気が途絶えたNYのシーン、ネビル博士が豪快にフォード シャルビーGT500SVTを操る辺りは素晴らしいのですが、以後余り物語の展開が面白くなくて…

対して、「オメガマン」はタイトルからしてB級臭さが一杯で、ゲラゲラ笑えるほど面白くて。時々ありますよね、こういう映画。やはりセンスというか、上手く説明できませんが。監督ボリス・セイガル、お手柄でした。

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。      八点鍾

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