レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「大いなる決闘」ラストのガンファイトが見せ場、ヘストン対コバーンのアクションウェスタン…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「大いなる決闘」(1976)です。

1909年アリゾナ、インディアンとの混血児プロボ(ジェームズ・コバーン)は鉄道敷設作業中に看守を殺し、仲間共に脱獄する。それは、自分を逮捕したバーゲード保安官に復讐するためだった。それは、奴に殺された恋人の復讐の為だった。

バーゲード(チャールトン・ヘストン)はもう保安官を引退していたが、プロボ脱獄の報を聞くと必ず復讐しに来ると考えて、保安官メイと一案を考えて奴を待ち受けるのだが…

70年代の萎えた様なニューシネマウェスタン全盛時にひょっこりと現れた正統派アクションウェスタンで、ガンアクション等結構見せてくれます。憎々しいコバーンと耄碌し始めたバーゲードの対比が中々見せてくれます。卑怯にもプロボは、バーゲードの娘を拉致して仲間に与え慰み物にしたり、最低最悪の悪役を楽しんで演じていて、うーん、美しいです。

ラストはお馴染みペキンパースタイルですが、ここが好いんですね。絶体絶命のコルトリボルバーの一撃で形勢逆転するのですが…

監督は「シェナンドー河」「スタンピード」「ワイルドギース」等を監督したアンドリュー・V・マクラグレン、配信、DVD等を見つけたらぜひ鑑賞して下さい。

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。           八点鐘

 

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