レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

番外編「ミッドナイト・スペシャル」ジェフ・ニコルズ監督ってご存知ですか?

レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ミッドナイト・スペシャル」です。

この映画は、2016年にベトナムで鑑賞しました。不勉強ですが、この映画に出合うまでジェフ・ニコルズ監督のことを知りませんでした。一見して、独特のスタイルを持った監督、中々面白いのですが低予算なのが残念だと感じました。鑑賞後、ネットで調べるとなかなかの経歴の監督であることに気付きました。

あらすじは、主人公ロイ(マイケル・シャノン)の息子アルトンはある特殊な能力を持っていた。妻はそれを恐れて、逃げてしまい、ある宗教団体がアルトンを養育していたが、ロイと幼馴染のルーカス(ジョエル・エドガードン)がある目的のため誘拐するのだった・・・

冒頭、ロイ達が夜、モーテルから出て、暗視ゴーグルをつけてヘッドライトをつけずに車を疾走するシーン等、予算があればもっと面白くなっただろうし、見せ場の一つ、

ガスステーションで軌道を外れた偵察衛星が墜落するシーンもとても良く出来ているのだが、実際はこんなものではないだろうと思います。最後のシーンももう少し予算があればと思います。ロイの妻をキルスティン・ダンスト、宗教団体の代表をサム・シェパードが演じています。こういうことを言うと怒られると思いますが、あの「アド・アストラ」という映画、この監督が演出したらもっと面白くなったかもしれません。ただ、この監督のフィルモグラフィから見ると私にはできないと言って断るかもしれませんが。

日本では未公開の映画です。こういう映画をベトナムではたまに公開するのでベトナムだからと言って侮れません。但し、私以外いなかったように記憶していますが。

このブログを作成するにあたり、BD版を鑑賞しています。というより、あの偵察衛星が墜落するシーンが見たくて購入したといったほうがいいでしょう。とてもいいシーンです。                                八点鍾

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IMDb

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