レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

番外編「ホテル エルロワイヤル」久々のノワールスリラー

レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ホテル エルロワイヤル」です。この映画は2018年10月にベトナムで公開され、日本ではビデオスルーだったと聞いています。

 

お話は、1959年現金運搬車から現金を強奪した男がホテル エルロワイヤルに現金を隠しますがあっけなく殺されてしまいます。そして、10年後、フリン司祭(ジェフ・ブリジェス)、歌手スウィート、セールスマンのララミー、ヒッピー女エミリー(ダコタ・ジョンソン)がエルロワイヤルに集まります。何れも何やら一癖ありそうな面々で、おまけにホテルスタッフも何やらありそうで・・・・

 

映画のスタイルは、あのタランテイーノタッチで、私はあの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を思い出しました。同じ年代の映画でもありますし。お話としてはこちらの方がまとまっていると思います。

私はあの「ワンス・・・・ハリウッド」という映画があまり好きではありません。理由は余りにも事実と乖離しているからです。

 

その点、この映画はフィクションなので問題なく、ダコタ・ジョンソンも怪しげなSM映画より遥かに手慣れた演技を見せてくれます。今後の成長が楽しみです。

監督はドリュー・ゴダード、今後の成長株だと思います。なお、ベトナムで公開されたときはベトナムでの戦闘シーンが全てカットされていたことを追記します。

このブログを作成に当たり、BD版を鑑賞しています。  八点鍾

 

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