番外編「エースのジョー」の宍戸錠さん追悼

レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。「エースのジョー」で有名な宍戸錠さんが亡くなりました。謹んで追悼いたします。

 

私は日活無国籍アクション映画で育った人間ではありませんので、別の映画で彼の業績を紹介したいと思います。

「東京湾炎上」(1975)という東宝映画を紹介しましょう。この映画は、日本映画には珍しいタイプの映画で、確かポフドールとか言う国際資源分配ゲリラにタンカー、アラビアンライト号はシージャックされ東京湾に停泊、喜山石油備蓄基地を爆破し、テレビ中継しろ。そうしなければアラビアンライト号を東京湾の中で爆発させるというポリティカルフィクション。

 

彼はアラビアンライト号の機関長を演じています。日本政府は石油備蓄基地を特殊効果で爆破した様に見せる、疑似イベント計画を行いますが・・・

「カプリコン1」(1977)という映画がありました。その先駆けとなる映画と言ってもいいでしょう。原作は田中光二氏「爆発の臨界」。

 

この手の作品は他にもあり「スパイキャッチャーJ3」というテレビ作品も、米海軍の戦略原潜を強奪したように見せかけて日本政府を恫喝する作品でした。こちらの原作は都築道夫氏。

他に円谷プロの特撮物「スターウルフ」、団鬼六「花と蛇」の謎の老人などどんな役でも器用にこなした役者でした。ご冥福を祈ります。         八点鍾

 

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スターウルフ

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作家矢作俊彦(左)と