「カプリコン・1」有人火星探査計画が疑似イベント、B級映画風の醍醐味だ…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「カプリコン・1」(1977)です。

 

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映画は、有人火星探査計画により宇宙船カプリコン1号が打ち上げようとしていた時、カウントダウンの数分前に司令船に男が近づいてきて「降りてくれ」と言う。アストロノーツ3名はビジネスジェットに乗せられ、荒れ地の中のある施設に監禁される。やがて、計画の責任者ケラウェイ博士が彼らに説明を始めるのだった。

生命維持装置に致命的な欠陥が見つかり、あのまま打ち上げられれば、君達は死亡する為、やもう得ずこの方法を選択したと。これから、約一年火星探査計画に従事しているように演じて欲しいと。予算が削られると困るだろう。

が、NASA職員がカプリコン1から送られる信号が近くの別の場所から送られていると気付き、友人の新聞記者コールフィールド(エリオット・グルード)に連絡する。コールフィールドは何かあると同僚ジュディ(カレン・ブラック)と探り始めるのだが…

 

この映画の特徴は、何と言っても疑似イベントを描いた作品で、一歩間違えば喜劇になるところをバランスよく保ち、良く出来たポリティカルサスペンススリラーにしている。脚本、監督はピーター・ハイアムズ(「破壊!」「2010」)で、なかなかの腕前を見せてくれます。

映画後半は、地球再突入時にカプリコン1の熱遮蔽版が壊れ燃え尽きてしまう。アストロノーツ3名は、このままでは殺されると思い、逃亡を試みる。コールフィールド達は彼らを助けることが出来るか…

 

最後に登場するテリー・サバラスの扱いも定石でおりですが、とても巧いと思います。そしてもう一つ、最後のシーンにジュディの愛車として、Datsun 280Z(日産フェアレデイ280Z)が登場します。

この頃からです、ハリウッド映画で日本車が登場するようになったのは。米国社会で、故障しなくて、スタイルも良く価格もリーズナブルということで認知され始めたと思います。

 

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。        八点鍾

 

追記 鑑賞したDVDは短縮版の方ですが、特別版はドッキングシーン等が追加されているだけだと思います。作品の印象が変わるような版ではないと思います。

 

疑似イベントを扱った映画 

「東京湾炎上」原作 田中光二「爆発の臨界」

TV作品スパイキャッチャーJ3「SOSポラリス潜水艦」があります。

 

 

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www.youtube.com

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Datsun 280Z 映画の登場シーンではありません