レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」(2016)です。
「アウトロー」に登場したジャック・リーチャー第二弾「NEVER GO BACK」です。
勿論、主演はトム・クルーズ、かっての同僚ターナー少佐(コビー・スマルダーズ)がアフガンでの不正武器輸出を調べるために派遣した部下二人が殺され、ターナー少佐は不当逮捕されてしまう。それを知ったリーチャーが米陸軍と取引のある軍事会社パラソース社の巨悪を突き止めようとするのだが…
私は正直、世界を救おうと気負うミッションインポッシブルシリーズより、地に足が着いたこちらのジャック・リーチャーシリーズの方が好きです。
スーパースターと言うよりもはやレジェンド、トム・クルーズが超人的活躍をするのですが、今回はなんと十数年前に関係した女性の娘サマンサ(ダニカ・ヤロシュ)が登場、彼女も大活躍するのですが。監督が「ブラッドダイヤモンド」「ラストサムライ」のエドワード・ズウィックなのでとても良く出来ており、前述したようにサマンサも絡むので、ラストは少ししんみりと良い味で終わります。
少しだけ言わせてもらうと、巨悪ボスを演じるロバート・ネッパーが貫禄不足かな、そんな程度ですね、この作品の不満は。
でも、安心してください。ダッジチャージャー・パシュートを飛ばす飛ばす、悪党どもから奪ったTTI TR-1 AR-15小銃を乱射する等アクションもたっぷり。観客のことを忘れることはありません。
この映画のように、社会にはこびる巨悪をビシバシと退治して欲しいものですが、クルーズがリーチャーを演じるのは今回が最後とか。若干寂しさを感じますが、このシリーズでやりたいことは全てやったのでしょう。
このブログ作成にBD版を鑑賞しています。 八点鍾
スチールカメラマン デビッド・ジェームズによるスチールフォト