レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

番外編「プリズナーNo.6」その昔放映されたカフカ風味付けのエスピオナージスリラー…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する作品は「プリズナー No.6」(1967)です。

その男(パトリック・マクグハーン)は英国情報部に属していたがある理由で職を辞す。自宅アパートで旅行準備をしている処、催眠ガスで気を失う。気付いた時は、知らない場所で"村"と住民は彼に教えてくれた。そこで彼はNo.2なる人物(ガイ・ドールマン)に会い、君はNo.6だと言われ、何故辞職したのかと尋ねられるのだった…

一話完結60分物のテレビシリーズで、独特な味付けのエスピオナージミステリーで、あのカフカ風な感じで今でもコアなファンがいると思います。日本では、NHKが週末11時頃放映していました。

10年程前に購入したDVDが最近見つかったので、第一話「地図にない村(Arrival)」を鑑賞、その印象をお話します。拉致されたNo.6は執拗にNo.2から辞職の理由を尋ねられるが、決して答えずこの村から逃亡しようと外界から飛行してくるヘリコプターを奪い、逃亡しようとするが失敗するという内容で、前半はなかなか良いのですが後半の展開がもう一つと言う感じですが、No.2が御贔屓ガイ・ドールマンなので私は楽しめました。

このシリーズ、特にパトリック・マクグハーンがはまり役で、その昔TV放映していた「秘密諜報員ジョン・ドレイク」等を憶えていればその面白さが理解できると思います。又、彼はこの作品では監督、脚本も担当しています。

マクグハーンは、この時期にハリウッドに招かれて「北極の基地 潜航大作戦」「大陸横断超特急」「アルカトラスからの脱出」「ブレイブハート」等ありますが、お薦めは「北極の基地 潜航大作戦」「アルカトラスからの脱出」でしょう。どこかで見かけたら鑑賞して損はないと思います。                 八点鐘

 

追記 この「プリズナー No.6」ですが、米国でもミニシリーズ化されていますが、これはどうもいただけませんね。

 

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イエローノーズコーンのロータスセブンMk2が素晴らしい

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            こちらはリブート版ですが

 

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