レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「ボーン・アルティメイタム」成功したハリウッド米国製エスピオナージスリラー

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ボーン・アルティメイタム」(2007)です。

 

CIA対テロ極秘調査局員ヴォーデンは「トレッドストーン作戦」が終了し、新たな「ブラックブライアー作戦」開始する。それは英国の新聞記者サイモン・ロスを闇に葬り去り、あわよくばジェイソン・ボーン(マット・デイモン)を引き摺り出して始末できる願ってもない作戦だった。その頃、ボーンはマリーの兄マーティンに会い、サイモンにも会うつもりでロンドンに向かっていた…

ハリウッド製スパイアクション映画と言えば、当然の事としてル・カレ小説の映画化すぐに浮かぶのが"電撃フリント"とか、"マットヘルム"シリーズで、のんびりと鑑賞する分にはどちらもまあ楽しめるスパイ・アクション映画ですが、いずれもそこそこの作品でした。勿論ミッション・インポッシブルシリーズは除きますが。

対して、このシリーズはロバート・ラドラム原作をリアルに手堅く纏めたエスピオナージスリラーとして全体に良く出来た映画だと思います。この作品も、シリーズトリとしてかなり力の入った作品だと思います。

独特のミニマル音楽、手持ちカメラによる映像、カッティング編集の素晴らしさも相まって、007シリーズ物とは違う雰囲気を上手く醸成しているところが良いでと思います。特に、相手側と連絡を取るシーン等、オープンエリアで如何に相手を見つけてさりげなく連絡取るシーン、尾行者の出し抜き方、携帯電話の使い方等驚く程の丁寧さで描いているのが素晴らしいと思います。

銃撃戦、格闘戦のリアルさ、近くある物はすべて武器として使用して相手を徹底的に制圧するとか、カーアクションのリアルさも素晴らしいと思います。そして、ジェイソン・ボーンとは何者かと言うリアルに描いて…

そういう意味で、成功したハリウッド製エスピオナージスリラーシリーズだと思います。

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。                                                 八点鍾

                     

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