レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「ミッション」グアラニー戦争を舞台にした歴史映画、モリコーネの「ガブリエルのオーボエ」が素晴らしい…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ミッション」(1986)です。

1750年イエズス会神父ガブリエル(ジェレミー・アイアンズ)は先住民族グアラニー族をキリスト教徒改宗に成功し、布教活動に力を入れていた。そんな時、奴隷商人で傭兵ロドリゴ(ロバート・デ・ニーロ)は許嫁の女性をめぐる諍いから弟を殺害し、生ける屍のような状態で神父ガブリエルに助けられ入信する。そんな時、スペイン・ポルトガル両国で南米植民地領土国境線引きが行われ、グアラニー族領地はポルトガル領地へ編入されることになった。彼らを守る為、傭兵ロドリゴは立ち上がるのだが…

社会派監督コスタ・ガブラス作品の様な処女作「キリング・フィールド」に対して、この「ミッション」は、あの「アラビアのロレンス」を思わせる歴史ドラマ大作になっています。ジェレミー・アイアンズとロバート・デ・ニーロが主役を張りますが、今回再見してリーアム・ニーソンがフィールディング宣教師を演じていたのに驚きました。デ・ニーロと共にポルトガル軍に戦いを挑みますが、この頃はまだまだ未熟で、頑張りますがあっという間に、ポルトガル軍のマスケット銃の餌食に… 現在なら、こんなへなちょこなポルトガル軍等あっという間に片づけてしまうことでしょう。

冗談はこれぐらいにしますが、丁寧に製作されたとても良い映画です。但し、全体に地味な作りなので、例えば、ポルトガル軍と改宗したグアラニー族の死闘も地味すぎて、アクション映画を見ている感じではありません。でも、そこがこの映画の魅力でリアルなタッチの歴史映画が見たい人には、この映画は最適だと思います。

そして、もう一つあの映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネの素晴らしい「ガブリエルのオーボエ」、もう至高のスコアと言って良いと思います。うーん、美しいです。

 

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。            八点鍾

 

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