レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「ミレニアム2 火と戯れる女」あのリスベットが帰って来た。再び私怨に向かって・・・

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ミレニアム2 火と戯れる女」(2010)です。

スウェーデン発のノワールスリラー再稼働です。今回はさらにおぞましい過去が浮かび上がり、後半阿修羅の如くリスベットが戦うことになります。

 

前作「ドラゴンタトゥーの女」では、36年前のヴァンゲル一族が住む島から忽然と姿を消したハリエット・ヴァンゲルの調査をするうちに浮かび上がった連続殺人事件を解決したリスベット・サランデル(ノウミ・ラパス)だが、今度は前作以上にその過去が覆い被って来るのだった。

 

ヴァンネルストレムからかすめ取ったアンダーマネーで、リスベットはカリブ海で静かに暮らしていたが、再びスウェーデンに戻る。

ミレニアム社では、再び少女人身売買特集を組む為、新たな記者ダグとミア、2名が入社、原稿を書き始めるが何者かに殺害される。使用された拳銃にリスベットの指紋が付着していた為、又、かっての後見人ビュルマンも殺害され、リスベットは殺人指名手配されてしまう、が、ミカエルはリスベットの無実を信じて動き回るのだが・・・

 

前作もこってりとしてノワールスリラーでしたが、本作も負けじ劣らないコテコテのノワールスリラーになっています。天才ハッカーリスベットの過去、生い立ち、その父親の正体、東欧で発生している少女人身売買、思わず目を覆いたくなるような題材ばかりで、加えて、先天性無痛症ニーダマンなるヒットマンが現れ、リスベットを殺そうと付け狙います。ですが、彼女はスーパーヒロインなので、事無きを得ます。

 

でも、リスベットの私戦は終わることなく、まだまだ続きます。監督は前作と同じダニエル・アレフレッドソン。

 

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。        八点鍾

 

f:id:wedplain:20200605145859j:plain

IMDb

f:id:wedplain:20200605145950j:plain

f:id:wedplain:20200605150042j:plain

f:id:wedplain:20200605150108j:plain

f:id:wedplain:20200605150133j:plain

f:id:wedplain:20200605150155j:plain

f:id:wedplain:20200605150234j:plain