レタントンローヤル館

主に映画のお話

「ザ・コンサルタント」アメリカ社会の裏側を覗かしてくれるフィルムノワール・・・

レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ザ・コンサルタント」(2016)です。

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IMDb

実はこの作品、ベトナムにいる時、見ようとしましたがスケジュールが合わなくて、断念しました。監督も良く知らない方だったので。でも、何か記憶の片隅に残っており、最近、BDを見つけたので購入、鑑賞しました。

 

のっけから失礼な話ですが、私、ベン・アフレックと言う演技者、ちょっと苦手なんです。とても真面目そうだし、演技も上手いのか下手なのか良く判らないし、ハンサムだし、監督もこなして、そつがなくて。でも、この作品を見て、自分が変わらなくてはと思いました。

 

この映画、大変ユニークな作品です。原題はジ・アカウンタント(会計士)、簡単に言えば、米国では、色々な不正経理があるので、会計士は自分で身を守る必要があるというお話です。それに加えて、FBIの不正会計士追跡の話が絡み合っています。

「アンタッチャブル」と言う作品がありました。その時は、ケビン・コスナー、アンディ・ガルシアとショーン・コネリーが守ってくれました。

 

この作品では、誰も守ってくれません。オマケに色気のないダナ(アナ・ケンドリック)という会計士の卵を守らなくてはならなくなり、ウルフ(ベン・アフレック)は仕置人よろしく、サイレンサー付きパラーオドナンス ブラックOP拳銃で、DD Mk18ライフルで、バレットスナイパーライフルで殺すは殺す。怖いぐらいに会計士の敵を殺しまくります。

時々、移動トレーラに飾ってあるポロックの抽象画を鑑賞するシーンが良いアクセントになっています。

 

映画からのメッセージは、米国の企業は不正経理、不正会計が多いので、殺されない様にシューティングの訓練をしろと言わんばかりです。そりゃ、傭兵崩れのあんちゃんばかりなので、電卓は役に立ちません。このあんちゃん達が日本に来たら、警視庁のSATチームもやられてしまうかもしれません。

 

ウルフは小さい時から発達障害、自閉症をもち、それを危惧した軍人の父親にしっかりと鍛えられたので、その辺のあんちゃんが束になってかかっても、倒してしまいます。

そう、「極大射程」のスワガーと同じです。ウルフも彼と同じように、1マイルシューティングが出来る男なのです。

 

いやはや、21世紀は大変な時代になりそうです。前述したように、変わった視点から描いたフィルムノワールです。大変良く出来ています。アフレックも自閉症気味のウルフをとても上手く演じています。監督ギャビン・オコナーは、もっと良いホンに当たれば、大バケするかもしれません。

 

銃器については、imfdbの記述を参考にしました。        八点鍾

 

追記

この作品を鑑賞していたら、マネーロンダリングの為、ベトナムからプノンペンに現金を運ぶ男達の話を思い出しました。時々いるんです、持ち逃げする奴がでも、大抵は・・・

 

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