レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ザ・タウン」(2010)です。
作品は、ベン・アフレック主演・監督のノワールスリラーというよりケイパー映画です。今回鑑賞した映画は、BD版のエクステンテッド版(約25分追加)の紹介になります。理由は、以前劇場で鑑賞した時、余り印象が良くなかったので、ひょっとしたらこちらの方が良いのでと思い鑑賞したら、思った通りです。
"タウン"とはボストン市にあるチャールズタウンのことで、映画を見る限りでは犯罪者の巣窟である。多くの者が強盗を生業として、その子供もそれを当然のこととして伝承していく特殊な街として紹介している。
アイリッシュギャング四人組の犯罪者がケンブリッジ銀行を襲撃するシーンから映画は始まる。物凄く手際が良く、クレア支店長(レベッカ・ホール)を人質に逃亡に成功する。
ギャング達マクレイ(ベン・アフレック)、コフリン(ジェレミー・レナー)、マグローン、エルデンは、花屋を経営してるボス、コルムからの依頼で動いている。コフリンはクレアがタウンの近くに住んでいるので、出くわす危険がある。だから、殺してしまおうという男。マクレイは仕方なく、クレアの周囲を調べ始める。コルムは次の仕事、現金護送車襲撃の仕事を持ってくる。
現金護送車の仕事は上手くいき、コルムは次の仕事を紹介する。フェンウェイ・パークのボストンレッドソックスのスタジアムの上がりを頂こうという計画で、彼らは意気揚々と出掛けるのだが・・・
劇場公開版では、マクレイとクレアのタウンでの描写が多かったように記憶していますが、エクステンデッド版では、テンポが良く、最後のスタジアムシーンも景気よくバリバリとトリガーを引いてくれます。やはり、ケイパー映画なので景気よくやってくれないと面白くありません。
特に良いのは、非情なジェレミー・レナーとやり手のフロリーFBI捜査官(ジョン・ハム)、最後の対決も見ごたえたっぷり。少し前、「ザ・コンサルタント」を鑑賞し、今回、この作品を見て、更にベン・アフレックを見直した次第です。
このブログ作成にBD版を鑑賞しています。 八点鍾