レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「暗殺者」シルベスター・スタローン、ジュリアン・ムーア共演のハードボイルド映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「暗殺者」(1995)です。

映画は、その道ナンバーワンの殺し屋ロバート・ラス(シルベスター・スタローン)は、引退を考えて最後の仕事としてある男を狙撃しようとするが、ミゲル(アントニオ・バンでラス)と言う男に邪魔され、彼によって暗殺される。ミゲルは警察に拘束されるが、手錠を外して逃亡。ロバートも彼を追うが逃げられてしまう。

ラスの次の標的は、天才ハッカーのエレクトラ(ジュリアン・ムーア)だった。思った通り又、ミゲルもエレクトラを狙ってきた。ラスはエレクトラを囮にしてミゲルと対決するのだが…

私がジュリアン・ムーアをスクリーンで見たのは、「ショート・カッツ」ではなく、この作品と「ゆりかごを揺らす手」でした。この映画の時は、少しエキセントリックな役柄で上手い女優さんが出てきたなと言う印象でした。久々に再見してやはりとても巧い女優だなと思い直しました。でもアクションは出来ませんが。

劇場で鑑賞した時は少し解り辛らかったですが、見直してこの映画の面白さが理解できました。結構楽しめました。

一つは22口径のサプレッサー一体型ルガーオートマチック拳銃をラスもミゲルも使用しているということ。タフで命中率の好い拳銃だと映画の中で説明しており、発射時の反動が少なく、映画の中でもバンバンと景気良くトリガーを引いているのが良いですね。グリップには滑り防止の為テープを巻いたりして。うーん、美しいです。

もう一つは、エレクトラの扱いでしょう。エレクトラのアパートでの銃撃戦では、テンポが合わずドタバタしますが、ラストの対決ではぴったりと息が合って彼女のサングラスで窮地を脱するのですから。

ホント、ジュリアン・ムーアは美しいですね。監督は「リーサル・ウェポン」シリーズのリチャード・ドナーです。

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。          八点鐘

 

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