レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「PTU」拳銃を無くす刑事、続けて色々な事件が起こるが一番役に立たないのはエリート刑事だった…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「PTU」(2003)です。

2000年9月14日、香港。PTU(機動隊)は今朝起きた現金強奪事件を聞きながら夜の繁華街パトロールを始めるのだった。そんな時、組織犯罪課サァ刑事はレストランで飯を食べていた時、自分のシビックをヤクザの男が傷つけているのを見つけ、追い駆けて揉み合いになってた時に拳銃を無くしてしまう。その男はマーの手下だが、ボスのマーはレストランの中で殺し屋に殺されていた。そんな中特捜課のエリート、チョン警部も登場する。サァ刑事は、心当たりを当たるべく深夜の繁華街を走り回るのだが…

ジョニー・トー版「野良犬」「刑事マディガン」と言う映画です。冒頭、細かな出来事が闇雲に起こり、少し面喰いますがそれが段々と一つの出来事に収束される処等、なかなか巧いホンだなと思いました。

そういう意味で、ある面ジョン・ウーより達者な監督だなと思いなおした次第です。ラストのガン・ファイトも良く出来ています。

意外な拾い物と言ったら怒られると思いますが、私にとって楽しいポリスアクション映画でした。「刑事マディガン」と違い、サァ刑事が死なないのもグッドです。

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。             八点鐘

 

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