レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「21ブリッジ」マンハッタン島を完全封鎖して武装強盗を追い詰めるポリスアクション映画…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「21ブリッジ」(2019)です。

    

NY、ブルックリンのワインバーに二人の武装強盗が侵入する。二人は30kgのコカインを盗み出す筈だったが、そこには300kgもありオマケにすぐに警官が8名も駆けつけて来た。驚いた強盗は短機関銃で警官を片付け逃亡。駆け付けたディビス刑事(チャドウィック・ボーズマン)はコカインをマンハッタン島で売り捌いてから逃亡するだろうと考えてマンハッタン島を完全封鎖し麻薬捜査官フランキー(シエナ・ミラー)と組み、武装強盗の追跡を開始するのだった…

このポリスアクション、100分程度の映画ですが、アクション満載でテンポがすこぶる良くて、加えて追跡時の流れる様なカメラワークがとても良く大変気に入りました。

ディビス刑事もフランキー刑事も走る走る、走り回り、ちょうど「フレンチコネクション2」のドイル刑事の様にマンハッタン島を走り回るのです。いや、見直しました。うーん、美しいです。特にシエナ・ミラーは好い感じです。

グロック19を構えて、ベルトに挟んだ警察バッジをチラリと見せて武装強盗を追い詰める二人、決っています。見ながら、昔見た「ジャグラー/ニューヨーク25時」「影なき男」最近ですと、リーアム・ニーソン主演「ラン・オールナイト」の様で…

但し、ラストが少しばかり重くて閉口しますが。米国社会、特に警察組織はこうなのでしょうか ?  米国で生活したことがありませんので判りませんが、かなり病んでいるのは事実でしょう。でも、映画ですから深く考えても意味がないと思いますので。

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。                八点鐘

 

追記、この映画、チャドウィック・ボーズマンさんの遺作です。2020年8月に大腸癌で亡くなっています。まだまだ活躍して欲しかったと思います。

 

 

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