レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「恋とニュースのつくり方」R・マクアダムス主演の視聴率奪還大作戦と言う映画…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「恋とニュースのつくり方」(2010)です。

 

 

ベッキー(レイチェル・マクアダムス)は突然業績不振ということで勤めていたテレビ局を解雇されるが、頑張りぬいた就職活動の結果ibsニュースの朝のワイドショー「デイブレイク」のプロデューサーとして雇用される。が、その番組たるや最低視聴率を更新中の番組で視聴率を上げなければ、勿論彼女も解雇、番組も終了となってしまう。一案として今までのキャスターを首にして、元報道キャスターのマイク(ハリソン・フォード)を当てるのだが、プライドが高くどうにも上手くいかなく、仕方なく過激な突撃レポートを仕組むのだが…

高級なお笑いを好む人には受けないと思いますが、そうでない方には意外に好まれる作品ではないでしょうか。クールビューティでは、キュートな美しさが売りのレイチェル・マクアダムスのコメディ演技がまあいけます。監督は「ノッティングヒルの恋人」のロジャー・ミッチェル、テンポよく手堅く纏めています。

意地悪な元報道キャスターを演じるハリソン・フォードも堂に入っており、定石通り段々とソフトになっていく辺り、なかなか上手く彼の持ち味を引き出しており、加えてダイアン・キートン、パトリック・ウィルソン、ジョン・パンコウ、ジェフ・ゴールドブラムと脇役も充実しており、ラストもなかなか良いと思います。

視聴率アップの為獅子奮迅と頑張る、可愛いというかキュートなレイチェル・マクアダムスを楽しみたい方には、最適な映画だと思います。

このブログ作成の為BD版を鑑賞しています。               八点鐘

 

追記 この作品原題「Morning Glory」といいますが、1933年、1963年に同名の作品があります。この二つは女優を主人公にした作品ですが、私は鑑賞していませんのでこの2010年版がリブート作品かどうか判りません。

 

 

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