レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「セバーグ」68年から晩年までのジーン・セバーグの半生を描いた作品ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「セバーグ」(2019)です。

 

1968年、作家兼映画監督ロマン・ギャリーと結婚していたジーン・セバーグ(クリスティン・スチュワート)は、ハリウッドで西部劇映画(「ぺンチャー・ワゴン」の事かな?)に主演する為、パリからLAへ向かった。登場した機のファーストクラスで黒人活動家ジャマルと知り合うセバーグ、やがて彼女は彼との深い関係に陥る。が、ジャマルはブラックパンサーの一味でFBIが常時監視をしており、必然的に彼女も監視の対象になってしまうのだった…

ヌーベルヴァーグの寵児だったジーン・セバーグの後半生を描いた作品で、彼女と黒人活動家ジャマル、夫のロマン・ギヤリーの関係をまずは丁寧に描いた作品で大変興味深い映画になっています。加えて、この作品クリスティン・スチュワートが良いんですね。見直しました。ホント素晴らしいと思います。

特に、ジャマルと交際を続けていたセバーグに対して執拗に盗聴を続けていたFBI捜査官の丁寧な描写には驚きました。彼女も控えめにお付き合いすれば良いのにまあ大胆に行動するので、FBIに睨まれて色々な噂をマスコミに流されて、それが引き金になってお決まりの悲劇のラストへと。

この映画を見る限り、夫ロマン・ギャリーも彼女を持て余し気味で、引いていた様に見受けられますが…

精神病棟を舞台にした問題作「リリス」は物凄く素晴らしく、この手の女優はもう現れないのかもしれません。そんなことを考えながら鑑賞していました。映画は悪くありませんが、もう少しメリハリがあるともっと素晴らしい映画になったと思います。

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。               八点鐘

 

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