レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「ミックマック」最近ご無沙汰のジャン=ピエール・ジュネ監督ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ミックマック」(2009)です。

 

レンタルビデオ店で働くバジル(ダニー・ブーン)は不幸な青年だった。1979年西サハラで対人地雷処理をしていた父親を亡くし、母親が病気がちなので変な寄宿学校に入れられ、そこから脱走する。30年後、彼はレンタルビデオ店で働いていた。彼はボガート主演「三つ数えろ」を見ていた時、店の前で銃撃戦が始まり、運悪く流れ弾が頭に。が、弾丸が脳に近いところにある為、手術が出来ず彼は物乞いになる。

そんな時、リサイクル材料の山の中で生活しているラグピッカーグループと知り合い、懇意となるのだった。やがて、彼は自分を不幸に陥れた軍事会社を見つけてある行動を起こすのだった…

ボガート主演「三つ数えろ」から始まるこの作品、おおっ、今度はハードボイルド映画かと期待を持たせるこの映画「ミックマック」ですが、いつものジュネスタイルは健在ですが、正直な処エンジンの掛りが若干悪く、最初は30分位少しばかり退屈します。ああっ、ジュネ監督ももうポンコツになってしまったのかとがっかりしましたが、自分の人生を滅茶苦茶にした軍事会社を見つけてからは、何時もの様なジュネタッチ満載でテンポも良く、又このラグピッカーの仲間達が面白いの何のと言う感じで、特に物凄く体が柔らかい"軟体女"が素晴らしくて、うーん、美しいです。

まあ、ありていに言えば、何ていうことのない何時ものジュネ監督の映画です。前半少しばかりエンジンの掛り悪いですが、そこを越えれば何時ものジュネスタイルを満喫して満足されるものと思います。

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。              八点鍾

 

追記 ああ、忘れていました。勿論ドミニク・ピノンも登場します、勿論、美しいです。そして、26年には新作が登場します。機械翻訳では題名は「花の水分を変えて」とのことです。何のことかわかりませんが。 情報が入ればまたご報告します。

 

             CEOの社用車 シトロエンC6

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