レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「女王陛下の戦士」(1977)です。

1938年オランダ、ライデン大学に入学したエリック(ルトガー・ハウアー)と仲間グース、ジャック、ヤン、アレックスの運命を描いた映画です。ドイツ軍侵攻によって地下活動に従事し英国でレジスタンス活動を行うエリック、グース、ジャック、ヤンはオランダのレジスタンスグループに加わるが、アレックスはドイツ人とのハーフなので独軍武装親衛隊に入隊するのだが…
この映画は日本では公開されず、DVD公開となりました。日本では、このバーホーベン監督作品公開はあの「ロボコップ」が最初だと思います。公開時激しい暴力描写が話題になり日本でも話題になりました。
ですから、この映画も「ロボコップ」程ではありませんが、暴力描写がパラパラと登場しますが大したことはありません。
映画は、あのノワールフィルムの巨匠メルヴィル監督「影の軍隊」に近く、レジスタンス活動によって仲間が一人又一人と亡くなっていく感じが良く似ています。但し、メルヴィル監督程沈痛な感じではなく、時にユーモアとバイオレンスを交えて描いているのがバーホーベン監督の真骨頂な処でしょう。うーん、美しいです。
映画は、エリックとグースがスイスの貨物船「サン・セルス号」に乗り込んで英国に逃亡してからが面白くなります。オランダに戻ったりと思えば英国へ逃げ帰り、エリックは近視なのだが、視力検査をごまかしてRAF(英国空軍)に籍を移して、今度はモスキート爆撃機でドイツ攻撃に参加したりして、そんな馬鹿なと思いますが、これは実話だそうです。あれよあれよと言う間に彼は偉くなり、オランダ女王陛下の侍従武官へと。
この手の映画が好きな方は、かなり楽しめると思います。
このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。 八点鍾





