レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「死霊館」ジェームズ・ワン監督 独特のホラースタイル・・・

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「死霊館」(2013)です。

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IMDb

監督は「Saw」で名を上げたジェームズ・ワン、ホラーが得意な監督ですが、「ワイルドスビード7」「アクアマン」のような作品もあり、とてもセンスの良い監督だと思います。

 

映画は、ペロン一家が田舎に購入した一軒家で、多くの異常現象が発生する。飼い犬が死んだり、時計が午前3時7分で停止したり、四女シンディが夢遊病で長女アンドレアの部屋にあるクローゼットに頭をぶっけたりして、不安になったペロン夫妻はウォーレン夫妻(ヴェラ・ファミーガとパトリック・ウィルソン)に助けを求めた。

ウォーレン夫妻が、その一軒家を調査すると、その昔多くの事件が発生しており、そのおぞましい過去が明らかになった。悪魔祓いの許可をバチカンに求めるため、その証拠集めを行おうとすると・・・

 

ジェームズ・ワンは、ホラー映画に新しい演出テクニックを作り上げた監督と言って良いと思います。音響効果と編集、カメラアングル、特殊効果を駆使したショック演出は、かなり映画慣れしたファンも驚くことと思います。とても巧みな監督だと思います。

 

映画は、異常現象から幽霊屋敷そして悪魔祓いとこの手のホラー物を全て網羅しており、最後の悪魔祓いもあの「エクソシスト」より上手いのではないかと思わせます。

ジェームズ・ワンは、マレー系オーストラリア人でまだ40代前半と若く、今後の活躍が楽しみな監督だと思います。

 

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。      八点鍾

 

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