レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「MAMA ママ」ジェシカ・チャスティン主演のホラー映画ですが・・・

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「MAMA ママ」(2013)です。

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この作品は、2013年に公開されたホラー映画の小品です。ここで紹介するのは中々良く出来ているからで、こじんまりとした作品ですが良く出来ています。

 

監督はアルゼンチン出身のアンディ・ムスキエティで、この作品の成功を受け、「IT/イット」シリーズでブレーク有名になりました。

日本では、ビデオスルーの予定でしたが、1週間のみ限定公開されたと聞いています。

 

映画は、ジェフリーは投資に失敗し、妻を殺し子供二人を連れて、心中しようとしますが行方不明に。アナベル(ジェシカ・チャスティン)の夫ルーカスは、兄の行方を捜しており、5年後、死んだと思っていた子供二人を保護します。

アナベルは元ロック・ミュージシャンで、子供なんて御免だわと思っているが、ルーカスに説得されしぶしぶ同意する。

 

子供達、ヴィクトリアとリリーは野生児そのもので、リリーは動物の様に移動する。加えて、ドレイファス博士の調査で彼女たちは"ママ"と呼ぶ別人格を創造することで5年間を生き延びたと。

いずれにしても、共同生活が始まると、予期しないことが起こり、ローカスは階段から落ち、入院。アナベル一人で彼女達のケアをするのだが・・・

 

この作品、特に前半が良く出来ていると思います。トリフォーの「野生の少年」の様で。が、話が進むにつれて、展開が常識的になるのは否めないのですが。チャステンのロッカー姿は、タットーもきまり、かなりいけると思います。この方、もうどんな役をオファーされても出来るようです。

 

「IT/イット」のようなビッグバジェット作品より、私はこのような小品の方が好ましいしく思います。今後のアンディ・ムスキエティ監督の活躍を期待します。

 

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。   八点鍾

 

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