レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「ハイランダー 悪魔の戦士」うーん、たまらない ! このB級味たっぷりのタイトル・・・

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ハイランダー  悪魔の戦士」(1986)です。

 

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映画は、不老不死の戦士達が集い、一対一の真剣勝負を行います。最後に残った二人が"ギャザリング"とかいう対決で、世界を制する力を得ることが出来る。彼らは裏の世界で集い、その力を得るために・・・

 

何だ、おバカ映画と言われれば、そうなんですけど、主演がクリストファー・ランバート(マクラウド)とその師匠になるのがショーン・コネリー(ラミレス)なんです。

冒頭、NYでのプロレス会場地下駐車場での真剣勝負から始まり、マクラウドの生い立ちがフラッシュバックされ、それは16世紀のスコットランド、彼の過去と現代が上手く融合されて、宿敵クルガンと対決するまでを描きます。彼は愛刀マサムネを友に戦います。

 

ラストのクルガンとマクラウドの対決は、なかなか見せてくれます。殺陣は滅茶苦茶ですが。途中、日本語で「逃げろ! 逃げろ!」とバックにはいるセンスも良いです。

一つ、難点を上げれば、女優ロクサーヌ・ハートが今一つと言ったところかな・・・もう少し、知名度のある人が良かったと思いますが・・・

 

監督がミュージック・ビデオ出身のラッセル・マルケイなので、なかなか良い構図もあり、映像センスも良いと思います。

 

だから、テンポが良くてというより良すぎて、判らないところもありますが。でも、良いんです、細かいことをあげつらう映画ではありません。

 

加えて、あの、あのクイーンが一部映画主題歌を担当しているので、良いんです。「リヴ・フォーエヴァー」はこの映画の為に作曲されて、あのサラ・ブライトマンも歌っています。フランク・シナトラ「ニューヨーク、ニューヨーク」も一部聞けますし・・・

うーん、素晴らしい。

だから、クイーンと聞けば、私の頭には、先ずは「ハイランダー悪魔の戦士」なんです。

 

興行は日本ではダメでしたが、海外ではかなり良かったと聞きました。続編もありました。でも、例によって例の如しで。

 

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。      八点鍾

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