レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「ベイビー・ドライバー」この映画に登場するゲッタウェイ・ドライバーは、更なるドリフト野郎で…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ベイビー・ドライバー」(2017)です。

 

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ベイビー(アンセル・エルゴート)と呼ばれる若いドライバーは、叩き(強盗)の逃亡を請け負っている。腕は立つターマックスペシャリストと言って良い。サイドを引きカウンターを当てるドリフト野郎。へなちょこPC(パトカー)なんか怖くはない、警察ヘリもかわすものお手の物。車は小型で馬力のある4WDが好みだ、最近はAWDと言うのかな。だから、スバル インプレッサWRXなんて最高さ。気分はコリン・マクレーさ。

両親を自動車事故で亡くし、その時のトラウマで耳鳴りが酷く、iPodで音楽を聞かないと。ある時、レストランでデボラ(リリー・ジェイムズ)と言うウェイトレスに出会い、最近はとてもハッピーこの上ない。

叩きのボスはドク(ケビン・スペイシー)、最後の仕事に連邦郵便局を考えて、新しい仲間バッツ(ジェイミー・フォックス)加えたが、こいつが箸にも棒にもかからない奴で、すぐにトリガーを引く糞野郎で…

 

以前、このブログでも紹介したウォルター・ヒル監督「ザ・ドライバー」の21世紀バージョンと言って良い作品です。大変良く出来ており、車好き、特にラリー好き、WRC好きであればこの作品は最高の映画でしょう。冒頭のスバル インプレッサー爆走シーンはもう最高だと思います。丁寧なドラテク描写が光っていると思います。監督は「ホット・ファズ 俺達スーパーポリースメン!」のエドガー・ライト。

 

加えて、作品はポップな音楽で味付けされて、後半はバッツがのさばるので普通のギャング映画になってしまいますが、私は、やたら大型車を使用するジェイソン・ステイサムの「トランスポーター」よりこの作品の方が好ましいと思います。

 

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。    八点鍾

 

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美しいリリー・ジェームズ GQ誌より

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