レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「パーフェクトドライバー 成功確率100%の女」女性版ゲッタウェイドライバー映画…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「パーフェクトドライバー 成功確率100%の女」(2022)です。

あの「ザ・ドライバー」「ドライブ」「トランスポーター」「ベイビー・ドライバー」と同じジャンルの映画です。違うのは、主人公が女性と言うことです。彼女も中々のテクニシャンなのですが。

映画は、車を使い特殊な物を専門に運ぶプロドライバーの話で舞台は韓国釜山。元脱北者のウナ(パク・ソダム)はE34型BMWを操り、元プロ野球選手の野球賭博ブローカーとその小さな息子を港まで運ぶことだった。が賭博の元締めの不良刑事が"その荷物"に興味を持ち追跡を始めるのだった…

映画は、全体にうまく纏めてあり楽しく仕上がっています。カーアクションもなかなか良く出来ています。ラスト辺りが少しだけグロいですが。

個人的には、こういう風に子供を使う映画と言うのはどうも苦手で、欧米ではこういうジャンルでは10歳程度の子供を使いません。スリルとかサスペンスの足を引っ張るからだと思います。

途中、子供の母親探しのシーンもあり、あそこが一番つまらないな。だから、子供が登場するとリズムが崩れるのに…もう少しこの子が大きい、二十歳前ぐらいだともっと楽しめたことでしょう。

最後にカーアクションですが、車のショットを細かくインサートして、例えば、スピードメーター、レブカウンター、ホイール、エキゾースト等細かくインサートして持つと雰囲気を盛り上げてほしかったと思います。                 八点鐘

 

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