「イヴォンヌの香り」パトリス・ルコント監督のラブロマンス映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「イヴォンヌの香り」(1994)です。

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1958年の夏、ヴィクトール(イポリット・ジラルド)はアルジェリア戦争徴兵忌避の為レマン湖畔の避暑地の小さなホテルに暮らしていた。ある時、ホテル・エミルタージュで美しいイヴォンヌ(サンドラ・マジャーニ)に出会う。彼女は、50歳ぐらいの医師で伯父のルネが一緒だった。何やら話が合う3人は意気投合し、ヴィクトールとイヴォンヌは急速に深い仲になっていった…

「仕立屋の恋」「髪結いの亭主」で名を上げたバトルス・ルコント監督作品で、品の良い官能映画になっています。70年代から始まったガサツなヘアヌード映画が終わり、90年代にひっそりで登場したこの作品、ルコント監督が一番脂がのった時期の映画でいい作品なんですが、ラストが少しばかりはしょり過ぎて、判り辛い残念な作品になっています。そこだけ目をつぶれば、良いムードの官能映画になっているのですが。

特に、レマン湖遊覧船で風の悪戯で、下着を着けていないイヴォンヌのスカートが舞い上がる前後、コンクール・ドエレガンスの辺り、フランス映画の一番得意なところでしょう。ルネと共に登場する高級車49年式ダッジ・キングズウェイ・コンパーチブルもとても美しくて、共演はジャン=ピエール・マリエール等。原作はパトリック・モディアノの小説「悲しみの館」。

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。       八点鍾

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