レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「633爆撃隊」モスキートMk.Ⅵが活躍する航空映画とある予告編…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画はあの「633爆撃隊」(1964)です。そうです、あのモスキート戦闘爆撃機Mk.Ⅵが大活躍する映画です。

以前このブログでも紹介しましたランカスター爆撃機が大活躍する「暁の出撃」と双璧をなす作品ですが、格としてはやはりこちらの方がB級ぽいので少しばかり落ちますが、その分楽しい作品に仕上がってします。

映画は、44年オーバーロード作戦を控えた英国、英仏海峡フランス側にはコンクリートで作られた謎の建造物は、諜報部の分析でV1ロケットの発射台と判った。又、そのロケット用燃料はノルウェーのそびえ立つフィヨルドの奥深くの工場で製造されていることも。そこは、多数の対空砲火で守られ敵機が侵入すれば、ルフトヴァフェの戦闘機が迎撃に当る難攻不落の地であった。

そのロケット燃料工場爆撃の栄誉を受けたのはRAF デイビス少将麾下グラント中佐(クリフ・ロバートソン)率いる633爆撃隊だった。作戦は、対空砲火はノルウェーレジスタンスが攻撃を加え、無力化し、スコットランドで特殊飛行訓練を重ねた633飛行隊が、特殊地震弾と呼ばれる爆弾を工場上部にあるオーバーハングの根本に叩きつけて、そのオーバーハングを崩落させて工場を叩き潰す作戦だった。が、レジスタンスの対空砲部隊攻撃は失敗に終わる。グラント中佐は部隊に帰投を命ぜず黎明強襲攻撃を命令するのだった…

個人的には、強襲爆撃シーンよりスコットランドの切り立った崖で爆撃訓練を行うシーンの方が好きですが、飛行機ファンはあのロールスロイス マリーンエンジン水冷V12エンジン音を聞くだけで満足されるでしょう。特に、黎明北海を低空で飛行し、敵フィヨルドに侵入する633爆撃隊の雄姿は素晴らしいし、美しいと思います。

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。      八点鍾

 

この映画には、おまけとしてノルウェー、ベルゲンにあるゲシュタポ本部をモスキート爆撃機によるピンポイント爆撃も描かれており、なかなか見せてくれます。

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