レタントンローヤル館

主に映画のお話

「ファイブ・イージー・ピーセス」ジャック・ニコルソン主演の隠れたニューシネマ映画の佳作ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ファイブ・イージー・ピーセス」(1970)です。

日本ではあまり有名ではありませんが、ボブ・ラフェルソン監督今年7月23日に亡くなっていました。不覚にも亡くなっていたことをまったく知りませんでした。

ラフェルソン監督追悼と言う意味で、今日は「ファイブ・イージー・ピーセス」を取り上げてみたいと思います。

チョッパーハンドルバイクのロードムービー「イージーライダー」という映画は、まあ映画好きの方はご存知だと思いますが、このニューシネマ作品、「ファイブ・イージー・ピーセス」は知っている人は知っていますが地味な内容で、派手さがないのであまり知られていないと思います。

ストーリーは、石油採掘現場で働くボビー(ジャック・ニコルソン)は、名門音楽一家の出身だがドロップアウトして、ウェイトレスをしているレイ(カレン・ブラック)と同棲している。ある時、友人エルトンはガソリンスタンド強盗の罪で警察に逮捕され、レイは妊娠したとボビーに告げる。さらに姉から連絡があり、父の状態が良くないと。仕方なく、ボビーはレイを連れて実家に戻るのだが…

タミー・ウィネットのカントリーソング「Stand By Your Man」が冒頭から流れるこの映画、好きな人には堪らないでしょう。又、神妙にニコルソンがショパン「前奏曲ホ短調作品28の4」を演奏するのも嬉しいかもしれません。

でも、ニューシネマにはこの手のヘンな男が主人公で、何が嫌でか好き勝手やっているのか余り分かりませんが、私個人は感覚的には判りますが、年齢を重ねるに従って、ただのわがままだったことを理解するはずです。多くの人がそれを乗り越えていると思います。

あの「イージーライダー」程重いラストではありませんが、苦いラストです。でも、ボビーならやり直せると思います。こういう作品を創り上げたラフェルソン監督は良くやり遂げたと思います。

 

遅れましたが、ボブ・ラフェルソン監督を謹んで追悼したいと思います。

 

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。      八点鍾

 

追記 この「ファイブ・イージー・ピーセス」は、ラフェルソン監督の代表作でしょう。私はこの作品も好きですがノワールスリラーの「郵便配達は二度ベルを鳴らす」の方が好きですが。

 

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カレン・ブラック

左がラフェルソン監督

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