レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「戦慄の絆」あの"戦慄の絆(1988)"のリブートミニシリーズですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「戦慄の絆」(2023)です。

一卵性双生児のエリオットとビバァリー(レイチェル・ワイズ)は、総合病院の産科医として休みなく働いている。エリオットは疲労の為、時々薬物を使用しており、ビヴァリーは出産時の事故を防ぐために産科センターを立ち上げたいと考えていた。ある時、個人投資家が彼女達に投資の話を持ち掛けて来るが、上手くアピール出来なくてその話が潰れそうになった時、ビヴァリーは今日病院で出産時の事故の為、子供は救えたが母は救えなかったと怒りを込めて発言するのだった。それを聞いた投資家は何が原因かと尋ねた時、彼女は「システムの問題だ」と自説を語り始める。

それから間もなく、エリオットはゴダードと言う女優を診断した時、ビヴァリーが彼女のファンだったことを思い出して、患者に断ることなく途中で二人は入れ替わり、彼女を診察した。彼女の子宮は異常な形をしており妊娠は難しい事を告げたが、彼女は既に認知しており、二人は次第に親しくなっていくのだった…

クローネンバーグの映画はその昔見ていますがほとんど覚えていなくて、登場する産科手術用の道具が異様にグロテスクだった事とジュヌヴィエーヴ・ビュジョルドがとてもとても良かったこと位しか覚えていません。クローネンバーグ映画の中ではあのグロさが大人しい方だった思います。

この作品は、6話完結のミニシリーズなので展開がまあゆっくりしており冒頭の出産シーン等は好みではありませんが、投資家との面談あたりからエンジンが掛かり始め、面白くなってきます。レイチェル・ワイズは良く似合っており、一人で二役なんてとても面白く演じるのは大変でしょうが、役者だったら一度はこういう役をやりたいのでは。

まだ、1話までしか鑑賞していないので今日はここ迄。

このブログ作成にVODにて鑑賞しています。              八点鐘

 

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