レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「ミニミニ大作戦」ミニ・クーパーが疾走する"イタリア トリノでのひと仕事"と言う映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ミニミニ大作戦」(1969)です。

 

 

映画は、刑務所を出所したチャーリー(マイケル・ケイン)がボスであるブリッジャーの指示でイタリア、トリノで中国から運ばれた自動車工場設立の為の金塊400万ドルを強奪する計画を実行する。それはトリノの交通環境制御を破壊して、その隙にミニ・クーパーに金塊を積み込んで逃走するというものだった。相手はイタリア警察だけではなく、マフィアも一口噛んでいたのだった。計画は巧く行くのか…

ケイパー映画、強奪映画です。あの「アスファルトジャングル」「男の争い」「現金に体を張れ」「トプカピ」「オーシャンと十一人の仲間」変わった所では「007 ゴールドフィンガー」もケイパー映画と言って良いでしょう。

この映画、車好きな方であれば十分楽しめると思います。だって、オースティン・ミニが金塊積んでトリノの街を縦横無尽に疾走するんです。追跡するアルファ・ロミオ ジユリアTIを嘲り笑うように。

特に有名なリンゴットで疾走するシーンがあります。うーん、とても美しいです。又、若いマイケル・ケインがカッコ良くて、もう言うことありません。ラストもとぼけており…と言う作品なので、この手の映画が好きな方はぜひ鑑賞して下さい。

 

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。              八点鐘

 

ja.wikipedia.org

 

追記 この作品2003年にリブートされていますが、そちらの出来はまずまずと言ったところ。一時期家内がこのミニを所有していたので、気分はマイケル・ケインとばかりに良く運転していました。

但し、ハンドルは重く、サスペンションが固く乗り心地はいま一つと言う車でしたが、何やら愛嬌あるスタイリングで、結構楽しかったことを覚えています。そうそう、一番驚いたのは下取りが良く、値落ちが少ないことでした。

 

 

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