レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「黄金の七人」映画その物よりそのテーマ曲の方が良かった作品ですかね…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「黄金の七人」(1965)です。

教授とジョルジャ(ロッサノ・ポデスタ)に率いられた6人の男達は、スイス、ジュネーブで新型金庫から7トンの金塊を盗み出そうとする。練りに練られた計画で、金塊を強奪脛ことに成功するが、欲の皮が突っ張った男女なので、裏切り、又裏切りと事態は思いの拠らない方向へと…

意外な拾い物のB級イタリア製ケイパー映画です。久々に鑑賞しました。イタリア製なので全体に緩い仕上がりで、個人的には、少し前アップした英国映画「ミニミニ大作戦」の方が個人的には好きですが、それはそれとしてこの作品の場合、後半皆欲の皮が突っ張ったあんちゃん、ねーちゃんなので、ケイパーシーンより裏切り、又裏切りのシーンの方が面白い。

イタリア人ってこうなんでしょうか? フランス製ノワール映画だと裏切りシーンは少ないし、裏切る奴は多くの場合、ろくな死に方しないですけど。イタリア映画だからコメディタッチで、まあ楽しくて好いですが。

この映画の見所は、ロッサノ・ポデスタのお色気、今の時点では大したことありませんが、そしてこの映画のテーマ曲ですね。結構有名なので一度は聞いたことがあると思います。アルマンド・トロヴァヨーリ作曲のノリの良いテーマ曲になっています。

 

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。           八点鐘

 

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