レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「フランス特殊部隊 RAID」こんな題名ですが、なんとコメディ映画でした…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「フランス特殊部隊 R.A.I.D.」(2017)です。

この映画は、日本未公開でDVDスルーされた作品です。但し、WOWOWで放映されたそうです。題名が題名なので2015年11月に起こったパリ同時多発テロ事件の映画かなと思い鑑賞したら、何と国家警察特別介入部隊を舞台にしたコメディ映画でした。トホホでしたが、まあ面白かったですが。

映画は、内務大臣の一人娘ジョアナ(アリス・ポル)は警察官だが、特別介入部隊(RAID)に首ったけ、婚約者エドワーズをほっといていつも身体を鍛えているが、ドジっ子で何度試験を受けても合格しない。仕方なく父は裏から手を回して合格させる。

ジョアナはなかなか美人なので、周りの隊員が彼女に気を使い練習にならなくて、ドタバタするのは定石で面白くありませんが、敵なるセルビア人テログループ「レオパール」が登場し始めても相変わらずドジっ子ぶりを発揮して、テログループに情報を流してしまうが最後の最後に大活躍と言うおなじみのパターンです。ヒロインが可愛いからまあ良いかと言う映画です。

のんびりと鑑賞する分には、最適の映画です。共演はミシェル・ブラン、イヴァン・アタル等、監督はダニー・ブーン。

この映画で一番良かったところは、冒頭彼女の部屋にベルモンド主演「警部」「パリ警視J」の映画ポスターが貼られているところでした。そうですね、ベルモンド&ロートネル監督コンビ程キレは良くありませんが、楽しい映画なので。

 

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。           八点鐘

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