レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「M:I /デッドレコニング PART ONE」MIシリーズ第七作 トム・クルーズ主演スパイアクション…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ミッション:インポッシブル /デッドレコニング PART ONE」(2023)です。

IMFに所属するスーパーエージェント、イーサン・ハント(トム・クルーズ)が大活躍するスパイアクション映画です。今回はロシア海軍潜水艦セヴァストポリのAI型新型ソナー装置を作動させる二つのキーを争奪するプロットで、アブダビ空港の追跡劇、ローマでのカーチェイス、ベネチアでのアクション、そしてお待ちかねのオリエント急行でのトレインアクションと本当にテンコ盛りのテンコ盛りとたっぷり見せてくれます。

この作品は、アクション映画ですがある意味スター映画であり観光映画なので、街の風景と共にアクションシーンは全体に冗長気味ですが、観客はそれが堪らないのだと思います。

あのデ・パルマタッチの第一作「ミッション:インポッシブル」から七作目のこの作品、今回もなかなか見せてくれます。特に見所は、新しい敵の暗殺者ポム・クレンメンティエフは日本刀を振り回してなかなか見せてくれます。もう少し見せ場を創って貰うとなお良かったと思います。

更にローマ市街でのフィアット500とハマーH2とのカーチェイスとラストのオリエント急行でのトレインアクションで、勿論断崖絶壁からハントがオードバイもろとも飛び降りるシーンは凄いのですが、私はブリタニアクラス機関車が橋もろとも落下するシーンの方がサスペンスたっぷりで、橋の土台が崩れるので石炭車もろとも落下して次の客車も宙ぶらりんになり、ヘイリー・アトウェルと共に客車の中を攀じ登りシーンは素晴しい見せ場になっています。うーん、美しいです。

こういうシーンが、我々が何故劇場に行くのか?と言う質問の問いになるわけですが。監督は「誘拐犯」「アウトロー」のクリストファー・マッカリー。

劇場にて鑑賞。                                       八点鐘

 

追記 パートⅡはキャメロン監督「アビス」の様な海洋アクションになるのでしょうか? それともクライブ・カッスラー原作「タイタニック号を引き揚げろ!」の様な映画になるのでしょうか? 何れにしても楽しみですね。

 

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