レタントンローヤル館

主に映画のお話

「男たちの挽歌Ⅱ」ホンコンノワール、落し前映画の決定版と言っていいでしょう…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「男たちの挽歌Ⅱ」(1987)です。

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この作品は、チョウ・ユンファ主演「男たちの挽歌」の続編です。監督はジョン・ウーで、この作品はサム・ペキンパー監督「ワイルドバンチ」へのオマージュになっているので、作品としては前作の方が良いと思いますが、個人的にはこちらの作品の方が好きです。この作品を見れば、誰もがウー監督はペキンパー監督のサクセサー(後継者)に間違いないと思うことでしょう。うーん、美しいです。

映画は、暗黒街のボス、コーと言う男に人生を滅茶苦茶にされた男三人が落とし前を付ける話です。ルンは会社を奪われ娘を殺された。ホーは警察官の愛する弟キットを殺された。そして、ケンはニューヨークに逃げてきたルンを助けたために中華レストランを爆破され、全財産を失った。

男たちは、友人キンの助けを借りてコーのアジトに向かうのだった。それはまるで「ワイルドバンチ」のパイク達の様に…

お話はかなり緩く、前作で亡くなったユンファを登場させるためケンは一卵性双生児だったとかなり無理なプロットですが、後半アクションのテンコ盛りで見せてくれます。勇ましすぎて笑いがこみ上げる様な感じもしますが。でも良く出来た作品だと思います。

ニューヨークの安アパートでフランキ・スパス12ショットガンを乱射するシーン、ベレッタ92F、MAC-10が唸り、日本刀が宙を舞うラストはハリウッド製と比較すると若干チープですが、ウー監督の意図は十分すぎる程スクリーンから伝わってくるので上出来だと思います。個人的には、ホンコンノワール物としてはジョニー・トー監督の方が味わいがあると思います。

でも、ユンファのベレッタ92Fによる必殺の二丁拳銃は素晴らしく、今回は凄腕の殺し屋まで登場します。その彼がなかなか良いんです。ウー監督は、その後ハリウッドに招かれ第一作「ハードターゲット」を製作しています。

「君よ憤怒の河を渉れ」を原作にした最新作「マンハント」は、いま一つの感がありましたが、老け込むのは早いと思います。更に良い映画を作って欲しいと思います。

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。     八点鍾

 

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