レタントンローヤル館

主に映画のお話

「追跡者」マイケル・ウィナー監督(狼よさらば)の異色ウェスタンですが・・・

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「追跡者」(1970)です。

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ニューシネマウエスタンです。監督が英国人マイケル・ウイナーです。そう、あの「狼はさらば」の監督です。元々彼は英国で俳優オリバー・リードと組んで「明日に賭ける」「ジョーカー野郎」「脱走山脈」等なかなか良い作品を作っており、オリバー・リードと別れて製作したのがこの作品です。英国人だからシニカルな、というよりかなり残酷なウェスタンになっています。味わいはマカロニ風ではなく、本場の味ですが。

映画は、ニューメキシコのサバスの町に、マドックス保安官(バート・ランカスター)が現れ、ライアン保安官(ロバート・ライアン)に牧場主ブロンソン(リー・J・コッブ)の牧童が町で暴れ、流れ弾で老人一人が死んだので犯人を引き渡して欲しいと。

マドックスは法執行官で、法律に厳しく又"後家つくり"言われるほど、銃の腕が立つ男だった。ライアン保安官はブロンソンに会い、事実を確かめ、被害者に補償をさせようとするがマドックスは応じようとせず、やがてサバスの町は修羅場となっていくのだった…

ウィナー監督がブロンソンに出会う前の作品なので良く出来ています。外国人が監督した西部劇としてなかなかのものだと思います。

但し、ラストは重いですが。この作品、脇が良いんですね。前述したロバート・ライアン、リー・J・コッブ、ロバート・デュバル、ジョセフ・ワイズマン、リチャード・ジョーダン、シェリー・ノース等、特にロバート・ライアンとジョゼフ・ワイズマンが素晴らしい。音楽がペキンパー映画でお馴染みジェリー・フィールディング。

この作品の後、「妖精たちの森」を監督し、次の「チャトズランド」からチャールズ・ブロンソンとのコンビ作品が始まり、あの「狼よさらば」が生まれるのです。

 

このブログ作成にDVDを鑑賞しています。     八点鍾

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