レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「マッドマックス」カーアクション新境地を開いたメル・ギブソン主演SF味のポリスアクション…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「マッドマックス」(1979)です。

近未来のオーストラリア、荒廃した世界。治安も悪く暴走族が、路上を高速で飛ばしている有様。今日も"ナイトライダー"と言う輩が警官を殺し路上を爆走していたが、警官マックス(メル・ギブソン)が"V8インターセプター"をかっ飛ばして追撃し爆死させた。

"ナイトライダー"の仲間、トーカツターは仲間を集め、マックスに復讐を宣言。マックスが家族旅行時に妻子を襲い轢き殺す。激怒したマックスは、トーカッター達に復讐を企てるのだが…

あのメル・ギブソン主演のカーアクション映画です。プロット、セットも大したことない低予算映画ですが、この映画のカーアクションというか、そのスピード感は現在の目で見ても素晴らしいと思います。荒れただだっ広い大地に真っ直ぐに伸びた道路を舞台にしたカーアクションなので少しばかり速度を出したぐらいではスピード感がスクリーンから伝わりませんが、この映画は違います。怖いぐらいスピード感が伝わるのでとんでもない位のスピードを出していることが判ります。

登場するパトカーV8インターセプターは、フォード・ファルコンXBでこれが渋くて、うーん、美しいです。

更にトーカツターと対決するシーンでは、フォード・ファルコンXB5.8L V8にスーパーチャージャーを取り付けたスペシャルマシンを使用し、これが又泣けと言うか、涙物です。うーん、美しいです。スクリーンから燃え上がるガソリン、オイル、焼けたゴムの匂いが漂ってくる感じです。

それだけの映画ですが、それだけでは無く、観客にとって何がしかの得るものがあるのでしょう。シリーズ物として3本の映画が製作されました。監督はジョージ・ミラー、ユニークな映画作家だと思います。

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。               八点鐘

 

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