レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「マッドマックス サンダードーム」あのマックスが救世主に…と言う映画ですが

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「マッドマックス サンダードーム」(1985)です。

核戦争後の近未来、荒野を彷徨うマックス(メル・ギブソン)はジュデダイアに邪魔をされて持っていた物を全て奪われてしまう。そんな時マックスはバータータウンに足を踏み入れてしまう。そこで支配者であるアウンティ女王(ティナ・ターナー)に頼まれて、サンダードームの中で裏の帝王マスター・ブラスターと対決し勝利を収めるが、殺すことが出来なくてバータータウンを追放されてしまうのだった…

狂気のヒーローとして登場したマックスが段々と良い人ぶってくると、お話も先が見えて来て先細りになってきます。バジェットも大きく、ラストにお待ちかねの大爆走シーンがあるので、まあ退屈はしませんが。

思うにミラー監督は英雄伝説というか神話の構築をしようとしているのかもしれませんが、マックスには荷が重過ぎる様に思います。ただラストにマックスがドライブするV8インターセプターが登場したら、皆満足するのに…

 

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。            八点鐘

 

追記 アウンティ女王の役でティナ・ターナーが登場しますが、取り立ててコメントする程ではありません。このシリーズとしては「マッドマックス 怒りのデス・ロード」がミラー監督の一番の作品ではないでしょうか。私にはそう見えますが。

 

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