レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「トゥモロー・ネバー・ダイ」007第18作 今度の敵はメディア王だ…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「トゥモロー・ネバー・ダイ」(1997)です。

ロシア国境での武器取引マーケットを叩き潰したボンド(ピアース・ブロスナン)の次なる標的は、中国と組んで英国を戦争に引きずり込もうと企んでいるメディア王カーヴァー(ジョナサン・プライス)だった。ボンドは密命を受けてハンブルグへ飛ぶ…

有名な007シリーズ第18作、監督がロジャー・スポティスウッドなので取り上げてみました。この作品、どちらかと言えばこのシリーズの中では地味な存在ですが、妖艶さは少なくアクションのつるべ撃ちに徹しています。そこがこの映画の良いところだと思います。ハンブルグでは、並み居る敵を携帯電話で運転できるガジェット満載のBMW750iでなぎ倒し、場所がベトナム、サイゴンに移るとボンドは中国国外保安隊員リン(ミシェル・ヨー)と共にガーヴァーのCMGNタワーから脱出し、ガーヴァーが所有しているステルス艇に侵入しそれを徹底的に破壊するという具合です。

ボンドガール リンが中国の秘密工作員なので、二人とも弾けてMP5A3の乱射乱撃とアンションのテンコ盛り言う有様で、ちょっとカーヴァー達が弱すぎて可哀想な感じなぐらいですが。

そんなところですね、もう少しガーヴァー夫人パリス(テリー・ハッチャー)が絡んでくれるともう少し面白くなったかもしれませんが。

前述したように監督がロジャー・スポティスウッドなので、もう少しメッセージ的なものが含まれているのかなと考えて見ていましたが、淡々とアクションに徹した007シリーズ作品を監督したという具合でした。悪くはありませんが、何かもう一つスパイスが欲しかったと思います。

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。            八点鐘

 

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