レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「影なき男」(1988)です。
サンフランシスコの宝石店で強盗事件が発生。犯人を拘束すると何と店のオーナーだった。事情を聴くと妻が強盗犯に捕まっており、宝石を持ってこなければ妻を殺すということだった。FBI捜査官スタンティン(シドニー・ポアチエ)は、オーナー宅を包囲して取り押さえようとするが、妻は殺されて宝石を持って逃げられてしまう。
強盗犯スティーブは、カナダに逃亡する予定だったが警察の取り締まりが厳しく、仕方なく国境山岳地帯の釣り客ツァーに忍び込んでカナダに逃亡しようして、一人の男を殺害する。その殺害の報を聞いて、スタンティンは国境山岳地帯へ飛ぶ。ツアー客のガイド、サラの恋人ノックス(トム・ベレンジャー)の身を案じてノックスとスタンティンはスティーブを追跡するのだった…
黒の白コンビのバディ・ムービーと言う感じですが、良く出来たアクションサスペンススリラーになっています。山岳シーンが中盤にたっぷりと割り振られており、楽しく見ることが出来ます。
特に川の上にかかる手動式トロッコのシーン、スティーブに追いつく為に雪深い渓谷を超えるシーン、そしてカナダ、バンクーバーでの追跡、フェリー船でのアクションと見せてくれます。ホント、美しいです。
監督は「アンダー・ファイヤー」で名を上げたロジャー・スポティスウッド、アクションが得意なのでしょう。「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」も監督しています。どこかで見つけたら、ぜひ鑑賞して見て下さい。楽しめます。
このブログ作成に国内にはBD,DVD盤はありませんので、輸入盤DVDを鑑賞しております。
八点鐘