レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「フォロウィング」ノーラン監督処女作であるノワールスリラー映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「フォロウィング」(1999)です。

 

 

作家志望の男ビル(ジレミー・セオボルド)は、小説を書く為に人を尾行している。ある時尾行している事を相手コッブに悟られてしまったが、彼は押込み強盗を生業にしてあり、ビルは彼の生き方、恋人らしいブロンド女性に興味を持ち始めるが、それは危険な第一歩だった…

今をときめくスーパーディレクター、クリストファー・ノーラン監督処女作です。モノクロ作品で、上映時間は約70分と言う小品です。最近ミニシアターで公開していたので鑑賞してみました。

ロンドンの街を舞台にしたノワールスリラーですが、結構いける作品で、時間軸が行ったり来たりと編集に凝った作品で、シロウト臭さもあり少し見辛らさもありますが、正直とても面白かった。

英国製暗黒映画、ノワールスリラーと言えば、まずマイケル・ケイン主演「狙撃者」を思い出しますが、若干、全体にそんな雰囲気も漂い、なかなか見せてくれるのが楽しいですね。

ラストの"危険な罠"も良く出来ておりアラアラと言う感じの映画で、私は満足しました。でも、この作品を見る限りノーラン監督が、その後こんなに成長して大監督になるとは想像できませんでした。運命ってわかりませんね。

ただ、私が鈍いだけかもしれませんが。             八点鐘

 

追記 「フォロウィング」に続き、未見「メメント」も公開されるようなので鑑賞する予定です。

 

 

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