レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「トゥームレイダー ファースト・ミッション」(2018)です。
人気ゲームの映画化であり、アリジェリーナ・ジョリが主演した「トゥームレイダー」(2001)のリブート作品です。
今回の映画化もアリシア・ヴィキャンデル主演の大作で、おまけに日本の邪馬台国の卑弥呼の墓を舞台にした冒険映画とくれば、結構期待します。監督はローアル・ユートハウグ。
主人公ララ(アリシア・ヴィキャンデル)は、父リチャードを捜す為、香港に行き父が雇った船長の息子ルー・レンを雇い、再び日本に目指しますが、嵐に遭遇し、船は沈没、島にはすでに卑弥呼の墓を発掘している武装集団トリニティがおり、彼らにララは捕まってしまう。船長ルー・レンの手引きでララは脱走するが、川に落ちて、旧日本軍の古びた爆撃機に掴まってなんかと生き延びる。
浜辺で追っ手を殺し、父と再会する。父の願いを聞き、ララは再び武装集団トリニティと戦うことになるのだが・・・
良く出来た大作ですが、個人的にはもう少し上手く嘘をついて欲しいと思います。卑弥呼のみならず日本関係のリサーチをやって貰うとさらに日本の観客が食い付くと思いますが、現状だと何だこんなものかと離反される観客が出て来るように思います。
旧日本海軍の朽ちた爆撃機も全く存在しない機種のもので、同様にリサーチしてもらうとさらに映画そのものの価値が上がると思います。この状態を鑑みると、だれか映画演劇関係で歴史文化のサポートサイトを立ち上げて対外的に支援する必要があるのではと考えるのは早計でしょうか。
このブログ作成にBD版を鑑賞しています。 八点鍾