レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「デモニック」ニーム・ブロムカンプ監督最新作ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「デモニック」(2022)です。

この作品は「第九地区」「エリジウム」で有名なニーム・ブロムカンプ監督の最新作です。今年の六月頃だったと思いますが、関東関西の一部の映画館で「未体験ゾーンの映画たち2022」特集で上映されました。残念ながら中部地区では上映されなくて、DVD発売まで首を長くして待っていました。今回、発売されたDVD版を鑑賞してその映画の見どころを紹介したいと思います。

老人ホームに放火して大量殺人を行った母アンジェラが昏睡状態で収容されているという話を、娘カーリー(カーリー・ポップ)は友人から聞いて母に会いに行く。母は医療法人セラポールで治療を受けていた。

医師マイケルは原因究明の為「シミレーション」と呼ばれる仮想空間で昏睡状態の母と会ってその胸の内を聞いて欲しいと頼まれるのだが…

少しSF仕立てですが、ホラー映画です。一見興味深いプロットですが、例えばジョン・ブアマン監督「エクソシスト2」ターセム・シン監督「ザ・セル」とよく似ており、特に少しネタバレですが、このセラポールという法人がカソリック教会の秘密会社なので、後半は「エクソシスト2」のような感じで… 

映画の前半はとても面白いですが、後半は前述した作品の域を出ず、のんびり鑑賞するのであれば問題ないのですが、それ以上を期待されるとちょっとね、と言う出来になっています。

ブロムカンプ監督は、めげる事無く頑張って欲しいと思います。

あの「第九地区」「エリジウム」「チャッピー」はいずれもとても良くできたSF映画でしたので…                               八点鐘

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