レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「トータル・リコール」21世紀にリブートされた新しい「トータル・リコール」…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「トータル・リコール」(2012)です。

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あの「トータル・リコール」(1990)がリブートされていたんですね。今回は約10分程長いディレクターズカット版をご紹介します。監督は「アンダーワールド」のレン・ワイズマン。プロットは概ね同じですが、大きな違いはその世界観で、生物化学兵器を用いた世界大戦の結果、地球は欧州を中心とするUFB(ブリテン連邦)とコロニーに別けられ、

コロニーの人達はUFBに働きに毎日出て、"フォール"と呼ばれるエレベータというか移動列車、それは地球のコアを突き抜けてUFBに達する。この世界観が何とも言えなくて。最初、劇場で見た時はあまり感心しなかったが。

今回再び鑑賞すると、このCGが結構良く出て来て、オリジナルには及びませんがリブートにしては良く出来た映画に…

もう一つ、前作より良いのはホバーカー(空飛ぶ車)のチェイスシーンが結構迫力があって、ここは見所の一つです。

又、女優陣が良いんです。ケイト・ペッキンゼイルがホットで、クリス・ベクター銃を撃って撃って撃ちまくるんです。ジェシカ・ビールもベレッタ90Twoを撃ちまくり…

この作品の一番のウィークポイントは、コリン・ファレルなのかぁ、悪くはありませんが何か印象が薄くて。こういう言い方をすると良くありませんが、主役を張るより脇に回ったほうのが良いのかもしれません。

それと音楽がね、あのジェリー・ゴールドスミスのあの手の音楽が必要でしょう。でも、前作と比較してグロいシーンが皆無なのも好感が持てますが。

 

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。    八点鍾

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