レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「ハンガーゲーム FINAL: レボリューション」再び私戦を戦うカットニスは首都キャピトルで雌雄を決するのだが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ハンガーゲーム FINAL: レボリューション」(2015)です。

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シリーズ最終譚です。ピーターは救出チームによって助けられたがスノー大統領の命によって洗脳され、カットニスを殺そうした。カットニスは再び反乱軍に加わり、第2地区にある政府軍要塞を攻撃それを破壊する。

次なるは首都キャピトル攻略だった。彼女はピーターを洗脳したスノーが憎くてたまらなく、一人でキャピトルに向かい暗殺しようと。首都キャピトルにはポッドと呼ばれるブビートラップが設置されており、加えて政府守備隊等に守られており、反乱軍のハッカー、ビーティーが政府軍から盗み取ったポッド設置マップ、プロモを頼りに進むしかなかった。カットニスは簡単に見つかってしまうが、コイン首相から新たに与えられた小隊と共にスノー大統領を拘束すべく進むのだった…

と言う感じで、このシリーズ大きく膨らんだ作品になりました。勿論、スノーは拘束され、処刑されるのだが、その前に反乱軍側のコイン首相の残虐性を描き出して、一波乱あります。飛びぬけて優れた作品ではありませんが、良く出来た作品になっています。体制が変わるとはと言うことをちゃんと描いています。そういう意味では名作「山猫」と同じですが。

勿論、プルタークはちゃっかりと新生パネムのNo2に収まって、いずれNo1になることでしょう。その時、カットニスを上手く利用するかもしれません。

ジェニファー・ローレンスはよく頑張ったと言っても良いでしょう。魅力たっぷりに演じました。監督フランシス・ローレンス(「アイ・アム・レジェンド」等)もうまく纏め上げています。エスピオナージスリラー「レッド・スパロー」でもジェニファーとタッグを組んでいるので相性も良いのでしょう。次作も期待したいと思います。

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。     八点鍾

 

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追記 以下は映画とは関係ありません。この作品を見ていて思い耽ったことをダラダラと書き連ねたいと思います。

この作品の様に、反乱軍が首都まで軍を進めて政府転覆したのは、昨今ではキューバ位でその後は政権維持にのみで。やはり反乱軍の中に経済通がいないとどうしても国家運営が上手く行かない。やはり自前で準備しないと。

20世紀は多くの帝國が瓦解しました。大清帝國 大韓帝国 ロシア帝国、ドイツ帝国、オスマン帝国、大日本帝国など。最近だと大韓帝国の末裔は米国から見放されたようで、オスマン帝国も経済が良くないようで…岸田首相も頑張って欲しく。

特に大日本帝国についてすこし書き連ねたく。

1867年薩摩長州藩及び土佐藩によって政権奪取され、大いに国力を伸ばすが1930年頃から対外方針を誤り、対英米と摩擦を引き起こして約80年で崩壊。日本国として今に至る。最近、元首相安倍氏の動きを見ていると、少なくとも東アジアで日本をグローバルプレイヤーにしたいと思っているようで。1945年から振り返れば今は77年目。新しい変わり目に突き当たっているようです、日本は。

一部のマスコミしか報じていませんが、西南諸島での自衛隊配備はある目的を持っているでしょう。個人的にはこの配備計画には賛成ですが。

歴史は繰り返します…