「ラスト・オブ・モヒカン」ダニエル・デイ・ルイス唯一のアクション映画・・・

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ラスト・オブ・モヒカン」(1992)です。

 

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演技派男優No.1と言って良いでしょう、ダニエル・デイ・ルイス唯一のアクション映画です。舞台は1757年、英仏戦争時の北アメリカ、監督は一番脂がのっていた頃のマイケル・マン。多分、この作品と「ザ・クラッカー真夜中のアウトロー」(1981)「ヒート」(1995)が代表作になるでしょう。

 

モヒカン族ホークアイを演じるダニエル・デイ・ルイスは走る、森林の中を疾走する、マスケット銃を携えて。うーん、とても美しい。長い髪を揺らして走る姿は、男惚れするぐらいカッコイイ。

 

映画は、無声映画時代何度も映画化されている古典「モヒカン族の最後」(原作ジェイムス・フェニモア・クーパー)のリメイク。

フレンチ・インディアン戦争時、マンロー大佐の姉妹コーラ(マデリーン・ストウ)とアリスをヘンリー砦に護送中、スカウトのマグアが裏切り、ヒューロン族の襲撃を受ける。そこをたまたま通りがかったモヒカン族ウンガチェック、ウンカスとホークアイ(ダニエル・デイ・ルイス)は彼女達を助けて、ヘンリー砦迄送り届ける。

 

ヘンリー砦はフランス軍に囲まれており、その攻防戦は歴史絵巻として良く出来ており、臼砲を用いて攻撃するシーンは迫力たっぷりの見せ場。

ホークアイ達は、途中入植者が殺害されているのを見ており、砦にいた民兵達に話し始めると家族を守るために、砦を抜けようとする。指揮官マンロー大佐は、司令部に援軍の伝令を送る。この時、伝令を援護する為、ホークアイが数丁のマスケット銃で長距離狙撃をするシーンが決まっています。

 

が、援軍も来ないのでマンロー大佐は、フランス軍に砦を明け渡して退却するが、ホークアイは民兵達を扇動した罪で拘束される。英軍は退却中に、ヒューロン族のマグア達の襲撃を受け、英軍は敗退、ホークアイ達はコーラとアリスと共に逃げるのだが、家族をマンロー大佐に殺されたマグアは大佐を殺害、その娘を切り刻もうと追跡を始めるのだが・・・

 

下手をすれば、国籍不明のジャングル活劇になりそうな原作を大変良く出来た西部劇と言うか歴史映画にしたのは立派だと思います。冒頭、水墨画の様に霧に包まれた山並みの景色からマン監督の意気込みが伝わってきます。マスケット銃の扱い、インディアンの投げ斧、斧とナイフを使用した格闘術、ウンガチェックが使用する大型の投げ斧など結構ディテールに凝った作品です。

 

撮影も凝っており、滝の裏側の洞窟、ヘンリー砦での暗闇のシーン等、特殊な機器とフィルムを使用したと思われますが、結構効果をあげています。終盤の崖っぷちでの格闘シーンなど結構大変だったと思います。個人的には、ホークアイとコーラの感情シーンが物足りなく感じますが。

 

ラスト、ウンガチェックが最後のモヒカン族として祈りを上げるシーンはとても感動的です。(ホークアイは白人の養子なので、厳密にはモヒカン族ではありません)

 

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。       八点鍾

 

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