レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「 GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」こういうアニメが登場するとは想像したことがなかった…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」(1995)です。

世界中にネットが張り巡らされた近未来の日本。公安9課の電脳化した草薙素子は認定プログラマーの第三国亡命事件を処理した。いわゆる汚れ仕事専門だ。そんな時、外務省通訳がハッキングされる事件が発生し、その裏に"人形使い"と呼ばれる凄腕ハッカーが介在していることを知り、公安9課は人形使いを追うのだが、その裏には意外な事実が隠されていた…

60年代のTVには、色々なアニメ作品が登場しました。多くが子供相手の作品でしたが、その後成人相手の作品も登場しました。その中で、この作品は異色中の異色と言っても良い作品で、劇場で鑑賞していた時何をやっているか良く判りませんでした。勿論、あのSF作品「ブレードランナー」の世界観の延長上にある作品だということは理解できましたが。いや、本当に「攻殻機動隊 2 」等は漫画ですが、漫画なのにラストなんか何が何だか分からなくなり、理解できませんが。

士郎正宗原作、押井守監督のこの作品、まず世界観が素晴らしいと思います。そして、公安9課のスタイル、ハードボイルドタッチ、都市デザイン、使用する銃器の描写、使用される自動車のデザイン等邦画とはかけ離れています。ある意味、あの「ブレードランナー」より興味深いと思います。

音楽も川井憲次がなかなかユニークなスコアを書き。それが又画面によくフィトしていい効果を出しており、偶然中の偶然の様な映画のように感じますが、そうではないと思います。何れにしてもボルティージの高い作品であることは間違ありません。

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。           八点鐘

 

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