レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「アトランテック・シティ」ルイ・マル監督の渋いサスペンスタッチのラブロマンス犯罪映画…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「アトランテック・シティ」(1980)です。

ギャンブルシティーに替わろうとしているニュージャージー州アトランテック・シティ、サリー(スーザン・サランドン)は、オイスターバーで働いておりその臭いを隠すために窓辺でオペラ「ノルマ」のアリアを聴きながらレモンを輪切りにして上半身に摺り込むのを日課としている。隣部屋に住んでいるルー(バート・ランカスター)はそれを眺めるのが日課だった。彼女はやがてはブラックジャックのディラーになりフランスに行くことを夢見ていた。

そんな時、フィラディルフィアの公衆電話ボックスに隠してあったコカインを盗んだデイブとその妻がサリーの処にやって来た。デイブは昔サリーの夫だったが、逃げ出してサリーの妹クリッシーと一緒になってデイブの子を宿していた。頭に来たサリーはデイブを追い出してしまう。デイブは知り合ったルーに麻薬の密売を手伝って貰うのだが、組織は犯人はデイブと知るや否や盗まれたコカインを取り戻すべくデイブを追い始めるのだった…

映画は1980年製作ですが日本公開は1989年とかなり時間が経っており、又内容も地味なのでご覧になっている方も少ないのではと思います。

犯罪物ですがマイケル・マン監督作品の様では無く、どちらかと言えばサリーとルーの年齢を超えたラブロマンス物です。この手の映画が得意のルイ・マル監督なので、とても良く出来ています。でも、この内容だと日本では難しいでしょう。だから、公開も8年遅れたのだと思います。バート・ランカスター、スーザン・サランドンが素晴らしくて、加えて、ミッシェル・ピコリも登場して、うーん、美しいです。

冒頭のサランドンがレモン汁を身体に馴染ませるシーン、コカインで儲けたランカスターがピシッと身体に合ったスーツを買って登場する処、洒落たタッチのラストシーン等好きな人には応えられない作品だと思います。

最後に、この作品1980年ヴェネチィア映画祭で金獅子賞をあのジョン・カサベテス監督作品「グロリア」と同時受賞しています。どちらが好きかと聞かれれば、そりゃ「グロリア」ですが。

このブログ作成にDVD輸入盤を鑑賞しています。         八点鐘

 

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