レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。最近、面白い動画を見つけたので紹介したいと思います。
まずは、女優から、
映画監督では、
今日はここまで、 八点鐘
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。最近、面白い動画を見つけたので紹介したいと思います。
まずは、女優から、
映画監督では、
今日はここまで、 八点鐘
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日は少し趣向を変えて、織田信長が桶狭間の戦いの戦勝祈願の為、熱田神宮で起こったことを少しご紹介したいと思います。
先週、木村拓哉さん達が「レジェンド&バタフライ」ヒット祈願の為、熱田神宮を訪れました。こちらでは結構話題になりました。
そんな時、私はあることを思い出しました。そう、織田信長が桶狭間の戦いの戦勝祈願の為に起こったことを少しお話ししたいと思います。あの時、信長はある不安があったと聞いています。それは、今川義元の顔を実際に見たものが家来の中にいなかったとのことです。これ本当のことですよ。
ところがです、熱田神宮の鳥居のところにある浪人者が信長を待ち受けていました。名は桑原甚内という武将、今川の顔を知っていると。信長はとても喜び隊列に加えて桶狭間へと。但し、陣内は桶狭間で戦死とのことですが。あの「信長公記」にも記されています。
なかなか面白いでしょ、もし、彼がいなければ今川は逃げ延びていたかもしれません。
映画「レジェンド&バタフライ」に描かれているかは知りません。予告編を見る限りでは、中々良く出来た大作時代劇ですが。
今日は、ここまでで。 八点鐘
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ミルドレットピアース 幸せの代償」(2011)最終回です。
前回に引き続き、今回は最終回をご紹介します。
エピソード5
ミルドレットは街中でモンティと再会し、よりを戻します。そして結婚し、大きく成長したヴィーダと再会、ミルドレットは幸福に包まれますが、それは長く続かなかった。彼女がヴィーダに入れ込み過ぎたため、事業は傾き始め、更にモンティはヴィーダと関係していたことが発覚し、事業もヴィーダとの関係が崩れてしまい、彼女は離婚を選択する。彼女は優しく迎い入れてくれたのは前夫バートだった。彼女はヴィーダと再会し、激しく罵るところでドラマは終わる。
今回はなかなか面白く、ミルドレットは実の娘とモンティと激しく対立して、自分が何してきたのか知る辺り、女性特有の事実認識の甘さを悟る件、中々見所があります。
特に、ラスト娘に対して押さえていた感情を爆発するが如く、激しく罵るところはケイト・ウィンスレット演技の見せ場でしょう。うーん、美しいです。
結局、金銭的には若干恵まれるようになったが、同じところをグルグルと回っていたような彼女の人生、ラスト彼女のクローズアップの表情から観客は理解するでしょう。でも、これからは良いことがありそうな感じはいたしますが。
TVミニシリーズですが、トッド・ヘインズは巧く纏めており代表作の一つと言って良いと思います。
このブログ作成にVODにて鑑賞しています。 八点鐘
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ノースマン 導かれし復讐者」(2022)です。
映画は復讐物で、大鴉王(イーサン・ホーク)が外敵遠征で凱旋するが、叔父フィヨルニルの暗殺で命を落とす。息子アムレート(アレキサンダー・スカルスガルド)は一人脱出して、ヴァイキングの一員として外敵を殲滅する。ある時預言者からで叔父フィヨルニルの居場所を教えられる。彼は奴隷に成りすまして、奴隷船に乗り込み叔父の居場所を突き止め、血の復讐を成し遂げようとするのだが…
あの「ライトハウス」が話題になった監督です。が、あの作品、寓話のようで良く出来ていましたが面白さでは今一つ欠けていたと思います。
が、この作品は良いですね。何というか、あのヴァイキング伝説を文化人類学的なアプローチで捉えて、特に戦勝祈願の宗教儀式等素晴らしくて息を飲みますね。うーん、美しいです。敵は情け容赦なく殲滅、使えそうな奴、若い女は奴隷と言う感じで、こういう作品は見たことがありません。
個人的には、リチャード・フライシャー監督「ヴァイキング」とジョン・ミリアス監督「コナン・ザ・グレート」を足して2で割ったような作品だろうと思っていましたが、もっともっと出来は良くて刮目させられます。
剣一太刀で手、首、足が吹き飛ぶ、この世界観は良いと思います。美しい西洋剣劇で、ここまでやってくれと清々しく感じます。あの「ザ・メニュー」ではつまらなかったアニャ・ティラー=ジョイも逞しい女を熱演して、美しいと思いました。映画音楽も主に打楽器のみで、これもなかなか迫力たっぷりで楽しめました。久しぶりに心躍る映画でした。この監督、次回作が楽しみです。
但し、私はこの世界では一日たりとも生きられないし、観客を選ぶ映画ではあります。
八点鐘
追記 すみません。「ミルドレット・ピアース」は次回と言うことで…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ミルドレットピアース 幸せの代償」(2011)二回目です。
前回に続き今回はエピソード3、4をご紹介します。
エピソード3
ミルドレットが予想したようにレストランビジネスは当たり、大金を得ることが出来た。仲間のお陰でレストラン経営は順調になった。が、娘ヴィーダはピアノレッスンをしているが芳しくないし、汗水垂らして働く母を蔑む様になってくる。又、裕福なモンティも内情は破産し借金の山で、ミルドレッドに頼る有様。やがて彼女はモンティに別れを告げる。
エピソード4
仕事は順調で、レストランはビバリーヒルズとラグナ・ビーチに出店。禁酒法が禁止され更に経営は安定してきたが、悩みの種はヴィーダだった。関係はしっくりといかず、彼女は噓の妊娠で相手の家庭から示談金を得ようとしたので激しく𠮟った処、ヴィーダは家を出た。その後、ラジオで彼女のアリアを聞き、新人オペラ歌手になっていたことを知るミルドレットだった。いったい、私は頑張って何を手に入れたのだろうかと自問するのだった。
こんな感じで、ケイト・ウィンスレットの演技は増々迫力を増して来ます。抑圧されても逞しく耐えて生き抜く女性を演じる演技、この手の演技が一番得意なんですね、ジュリアン・ムーアともメリル・ストリープとも違う、タフな演技、美しいです。
同様の「日蔭のふたり」「リトル・チルドレン」「愛を読むひと」「女と男の観覧車」等見ていると力が入り肩が凝ります。
志の高い映画ですが、少しばかり運が上がったり下がったりの一本調子なので、少々鼻に突きます。でも彼女の耐える演技をたっぷりと堪能すると何か嬉しくなって来て、自分ももっともっと頑張らないといけないと考えたりして…
次回は、最終エピソードをご紹介します。 八点鐘
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ミルドレット・ピアース 幸せの代償」(2011)です。
この作品は映画ではなく、あの「エデンより彼方に」のトッド・ヘインズが監督したTVミニシリーズで、5エピソードに分かれており今回はその2エピソードまでをご紹介します。その昔、WOWOWで2011年に放映されましたが見逃しており、今回アマゾンで配信されていたので鑑賞してみました。
エピソード1
夫バートが別の女と不倫をしているのを快く思わないミルドレット(ケイト・ウイスレット)は、喧嘩してバートを追い出してしまうが、二人の娘を抱えて生活に窮してしまう。プライドより胃袋と言うことで小さな簡易食堂でウェイトレスして働き始める。
エピソード2
ウェイトレスで働くミルドレットだが、長女に馬鹿にされ心を傷つけられる。が、それが転機になってレストランを経営したいと考え、食堂で出している味の悪いパイに対して、彼女が料理したパイを売り出したところ評判となり、又ビジネスの第一歩として店舗物件を探して、夢が段々と実現していく。金持ちのベラゴン(ガイ・ピアース)と知り合うが、次女レイは病気で死去してしまう。
前述したように、監督がトッド・ヘインズなので1930年代の米西海岸グレンデールの不況時代色が良く出ています。この辺りは50年代を描いた「エデンより彼方に」のようで、辛い時代を生き抜くミルドレット、ケイト・ウィンスレットの豊かな演技力がとても良いと思います。
バジェットも潤沢とこまでいっていませんが、かなり細かいところまで手が尽くされているようで楽しく鑑賞できました。美しいです。
この「ミルドレット・ピアース」は1945年にジョーン・クロフォード主演で映画化されていますが、ジェームス・M・ケインの小説からかなり逸脱したものらしく、本作はかなり原作に近いと聞いています。私は原作は読んだことがありません。
1,2エピソードを見て、ジョーン・クロフォード版はノワールスリラーと聞いていますが、この作品は少しノワール色がかった人間ドラマと言う感じです。
次回は、3,4エピソードをご紹介したいと思います。 八点鐘
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「流れ者」(1970)です。
映画は、「Le Voyou」という映画を見ていたジャニーユは突然シモン(J・L・トランティニャン)と名乗る男からナイフを突きつけられ彼女のマンションへ。このシモンこそ、仲間の息子を偽装誘拐して、その男の勤めている銀行から身代金を得て逃げる処、その男の裏切りで懲役20年を食らい、仲間の獄中結婚を利用して脱獄してきた男だった。シモンの目的は、ただ一つその男ガロワ(シャルル・デネール)への復讐だった…
「男と女」「パリのめぐり逢い」の監督C・ルルーシュが手掛けたノワールサスペンスです。粋でスタイリッシュ、ここ一番では踏ん張るがペキンパー、メルヴィル、マイケル・マンの様に乱射乱撃はしない、何かクールな頭脳犯の凝った展開の犯罪映画。
ハリウッドで言えばあの「華麗なる賭け」、あんな味わいですが、あそこまでスタイリッシュではありませんが、なかなか見せてくれます。だれ一人死にません。カーチェイスはハリウッド程派手ではありませんが、あのローバーミニがカーブでインリフトする程ハードで決まっています。うーん、美しいです。個人的には、もう少しシモンの情婦を演じるマルティーヌ・ルルーシュに魅力があると持つと良くなったと思います。
又、テレビのアナウンサーがシモンはガブラス監督「告白」ではなく、「Le Voyou」を上映している映画館に逃げ込んだとか結構笑わしてくれます。
ラスト、相棒シャルルと復讐を果たして金を持ってカナダへ旅立つのですが…
このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。 八点鐘
追記 DVDはPAL仕様です。以前持っていたDVDプレイヤーは壊れてしまったので、今回、レリジョンフリーBD/DVDプレイヤーを購入。一応どこの国のディスクでも鑑賞することが出来ます。但し、英語字幕がないとお手上げですが。