レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「96時間」リーアム・ニーソン演じる世界最強親父がアルバニアマフィアと対決する映画ですが・・・

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「96時間」(2008)です。

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この作品は、パリ旅行に出かけた娘がアルバニアマフィアの人身売買組織に拉致され、元CIA特殊工作員ブライアンが、鬼神如くというか世界最強親父と言う感じで犯罪組織に戦いを挑み、娘を助け出すという作品です。

ブライアンをあのリーアム・ニーソンが演じます。とても良く身体が動き、強いのなんのって、この映画を見る限り世界一強いように思います。この作品を劇場で見た時、身体が引き締まっていた頃のスティーブン・セガールと対決しても勝てるのではと思ったほどです。

 

リーアム・ニーソンはブアマン監督「エクスカリバー」辺りから注目されていましたが、ブレークしたのはスピルバーグ監督「シンドラーのリスト」からでしょう。

次の作品「マイケル・コリンズ」でヴェネツィア映画祭主演男優賞を得て、どちらかと言えば演技派男優だと思いますが、この作品では、アクション満載でかなり自分自身でこなしているのには驚きます。

 

映画はとてもテンポ良く、ブライアンがパリに着くとアッと言う間に空港にいた連絡係ピーターを追跡が車に跳ねられて死亡、パリ警察の友人からの情報で建築現場の売春宿でのアクション、そしてアルバニアマフィアのアジトで大暴れ、そして女性オークション場でのアクションとセーヌ河を航行する船上での銃撃戦とアクションのテンコ盛り。

特にラストの銃撃戦は、MP5K短機関銃で襲い掛かるボディガード達を敵から奪ったSIGザウエルP226拳銃で撃つは撃つはの銃撃戦で大乱戦。

 

そういう意味で、リーアム・ニーセンのキャスティングは大正解だと思います。

監督は「ライリー・ノース復讐の女神」のピエール・モレル。映画はあの「ニキータ」「トランスポーター」のリュク・ベッソンのヨーロッパ・コープ製作。

 

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。       八点鍾

 

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「オブリビオン」AD2077 破壊された地球での対エイリアン戦争映画ですが・・・

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「オブリビオン」(2013)です。

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トム・クルーズ主演、「トロン:レガシー」いいセンスを見せた新鋭ジョセフ・コシンスキー監督のSF映画です。とても良く出来た作品で、特にクルーズが操縦するパトロール機、スカイタワー基地内部のインテリア、通信装置、監視攻撃ドローン、自動小銃、拳銃等のデザインが秀逸で、ストーリーも「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の様なループ映画ではなく(この作品もとても良く出来ていますが)、しっかりしているので私は好きな作品です。

 

AD2077 地球は、エイリアン:スカブの攻撃で壊滅。だが、スカブに大打撃を与えたが、生態系が壊れ、土星の惑星タイタンへ移住することになった。地球上の水を回収し、タイタンへ移動するのだが、スカブの生き残りが残っており、彼らから巨大な水回収装置(ハイドロリグ)を守るために、ジャック(トム・クルーズ)は、もう一人のパートナー、ヴィカと共にパトロール機とドローンを使用して監視作業を続けている。

 

ジャックは時々変な夢を見る。エンパイヤステートビルで女性と楽しそうに語らう夢を。又、彼は荒れた地表ではなく、水の豊かで草木が茂る自然の場所を見つけ出し、そこに小さな小屋を建てて、のんびり過ごすこともあった。

 

が、ある時宇宙船のライフポッドが墜落して、その中に夢でよく見る女性がいるのに驚く。彼女はジュリア(オルガ・キュリレンコ)といい、フライトレコーダーを捜索したいと言う。フライトレコーダーを捜索中にスカブに捕えられ、マルコム(モーガン・フリーマン)に会う。

彼は、人類はスカブに敗北し地中で生活しているが、何れ巻き返してやると。

 

ジャックとジュリアは、破壊されたエンパイヤステートビルで、ジュリアは「私はあなたの妻です」と説明され、彼が知っていた地球の現状は、スカブ達が作り上げた嘘だということを知る。

そして、マルコム達と協力して、スカブの宇宙ステーション「テット」攻撃に協力することに・・・

 

とても良く出来たSF映画です。キャスティング、ストーリーも良く、前述したようにSF映画だから些細なディテールも良く出来ています。

ただ一つだけ、最後にジュリアが小さな女の子と登場するので、ジャックとジュリアのラブシーンがないとね・・・

 

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。        八点鍾

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追記

今回は、アンドレ・ウォーリン氏のコンセプトアートを紹介しました。

 

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番外編 2020年米国大統領選と「ロングショット 僕と彼女のありえない恋」とエトセトラ...

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日は映画の紹介ではなく、昨年12月から今年2月初めまでの色々な出来事について思うことを書いてみたいと思います。

 

少し前、お店の片隅にBD「ロングショット 僕と彼女のありえない恋」がひっそりと置いてあったので購入し、数日前鑑賞しました。以前、ベトナムで鑑賞済みですが。

2020年の大統領選挙を扱ったラブコメディでしたが、昨年の大統領選はなかなかのものでした。本当に面白かったと思います。このまあ良く出来たコメディ映画を超えていたことは確かです。

 

前トランプ大統領は役者ですね、本当に。単純に比較はできませんが、セス・ローゲンを超えています。

 

思えば、クリントン大統領辺りからかな、米国大統領の重みが段々と軽くなったのは。その品性に欠けるモニカ・ルインスキー事件が発生し、妻ヒラリー・クリントンもその政治的野心の為、特に表立った行動は差し控えて・・・

まあ、実際はケネディ政権の時からも色々と噂は絶えなかったのですが・・・

 

この映画もベルトから下の話題で、結構満載の映画でしたが、現実の方が遥か彼方を走っており、前述したように映画は何周も周回遅れの様相でした。まあ、シャーリーズ・セロンは本当にコメディもうまい大女優になったことだけと言ったら失礼ですね。

 

それに比較して、日本の政治はそんなに艶やかでなく、マスコミ関係者が政治家、政治関係者の失言を叩くのみ、政治家達もガードが甘いというのか・・・

その昔、逆ギレした石原慎太郎氏とか橋下徹氏がマスコミに嚙みついていたが、それくらいの迫力が欲しいものです。

 

今後、人気のトランプ大統領は新しい政党を作るとか、個人的には、政治に目覚めたシャーリーズ・セロンとトランプの大統領選なんて見たいものですが。   八点鍾   

                               

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番外編 クリストファー・プラマーさん追悼

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。クリストファー・プラマーさんが亡くなりました。謹んで追悼したいと思います。

 

本当に素晴らしい英国男優だったと思います。サー・マイケル・ケインと同世代の演技者ですが、ケインはよく主役を演じましたが、彼の場合、準主役級の役が多かったように思います。

 

主役を演じたのは、チャップマンと言うケチな泥棒を演じ、ドイツ国防軍相手に策略をめぐらすテレンス・ヤング監督「トリプル・クロス」ぐらいではないでしょうか?

又、「バトル・オブ・ブリデン(空軍大戦略)」では、彼だけがスザンナ・ヨークとベットシーンを行って、本当にラッキーガイだと思います。しっかりした演技力でどんな役でもこなした演技者でした。

 

21世紀に入ってからは、「イルマーレ」では大学教授、「シリアナ」「インサイドマン」では財界の黒幕、「ゲッティ家の身代金」「ドラゴンタトゥーの女」では大富豪、「ナイブズ/アウト」では推理小説家と色々な監督からその演技力と存在感を重宝されていたと思います。

 

ご冥福をお祈りいたします。               八点鍾

 

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www.imdb.com    トリプルクロス予告編

「大いなる勇者」シドニー・ポラック監督の異色西部劇ですが・・・

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「大いなる勇者」(1972)です。

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シドニー・ポラック監督の異色西部劇です。70年代はポラック監督が活躍した時代でした。「ひとりぼっちの青春」からアルデンヌの攻防戦を描いた「大反撃」ノスタルジー作品の「追憶」、日本で撮影した高倉健主演「ザ・ヤクザ」、スパイスリラー「コンドル」マルト・ケラーとアル・パチーノのラブロマンス「ボビー・ディアフィールド」どれもいい作品ばかりです。その中でも、この作品「大いなる勇者」はアカデミー作品賞監督賞等7部門を受賞した「愛と哀しみの果て」と比較して勝るとも劣らない作品だと思います。

 

19世紀のアメリカ、ジェレマイア・ジョンソン(ロバート・レッドフォード)は街から来て、ロッキー山脈に入って行く。凍死した狩人から頂いた50口径ホーキン銃を携えて、山男ラップに色々と指南を受けて一人前になる。

 

インディアンに襲撃された開拓者の子供を引き取り、インディアンの酋長の娘を娶り、幸せに暮らし始めるが、ある時、彼の下に騎兵隊が訪れ、開拓者の幌馬車が遭難しているのでその場所まで案内して欲しいと。仕方なく出かけるが、途中インディアンクロー族の墓場を通り抜けることになり、嫌な予感がする。

 

案内を終え、山小屋に戻ると案の定、妻子はクロー族に襲われていた。以後、ジョンソンは復讐の鬼と化してクロー族を襲い、クロー族も戦士をジョンソンの下に送り、決闘を行うように。次から次へとクロー族の戦士を倒し、やがて彼は伝説の戦士になっていくのだった・・・

 

作品の印象は、西部劇ですがガンマンの対決のようなドラマではなく、山の中でのサバイバルドラマのような味わいになって、それにインディアンクロー族が絡らむというお話ですが、そうなんです、脚本をあのジョン・ミリアスが書いているので、血なまぐさいドラマになっていますが、描写はそんなにグロくありません。かなり薄められています。ポラック監督なので。

 

大変良く出来た作品ですが、同様の作品「蘇りし者 レヴェナント」(2015)と比較すると撮影監督エマニュエル・ルベツキのこだわりの差で「蘇りし者・・」の勝ちでしょうが・・・

でも、私はこの映画が異色西部劇として大変好きです。

 

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。           八点鍾

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「黒衣の刺客」ホウ・シャオシェン監督の武侠映画ですが・・・

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「黒衣の刺客」(2015)です。

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唐の時代の中国。隠娘(スー・チー)は、嘉信の下で暗殺者の修行に励んでいた。腕は立つが情に流されるというのが嘉信の評価であった。

 

彼女に母方の従兄弟季安の暗殺を命じられて魏博に赴く。やがて、季安は隠娘がかっての婚約者だと知る。季安は、一人の役人を左遷して、その護衛に隠娘の父を護衛に付けた。彼らは刺客達に襲撃されるが、彼らを助けたのは隠娘であった。が、父は、彼女を暗殺者にしたのを悔いるのだった。その後、仮面の刺客に隠娘は襲われ、手傷を追う。その時助けてくれたの鏡磨きの日本人だった。

 

季安の妾が懐妊して、呪術師の呪いから彼女を救ったのも隠娘だった。隠娘は、嘉信に季安を暗殺することは出来なかった。季安を殺害しても後継者は幼く、混乱は必至だからと。

隠娘は、新羅に向かう鏡磨きの日本人に同行して、その地を離れるのだった。

 

「悲情城市」「珈琲時光」で有名なホウ・シャオシェン監督の武侠映画です。実は、私は、チャン・イーモウ監督「HERO」「LOVERS」等の誇大妄想的な映像により武侠映画はあまり好きではありませんでした。

ですから、ほとんど期待せずに鑑賞しましたが、この作品には驚きました。ホウ・シャオシェン監督ってこういう事もできるのですね。本当に素晴らしい監督です。

 

この作品、驚きの連続です。こんなに素晴らしい武侠映画初めてです。なんと言っても映像が素晴らしい。なんと言ったらいいのでしょう。やたらカメラを振り回すわけでもなく、小津安二郎監督の様にじっと固定している訳でもなく。ゆっくりと前後に動かしたり、左右に動かして物凄く奥行きのある映像をものにしています。又、美術、衣装、ロケ地も素晴らしくて文句のつけようがありません。

 

映像は余分な照明を当てずに、室内で被写体手前に燭台、蝋燭の炎、垂れ幕を通しての撮影、あばら小屋で焚き物の煙に浮かぶ男の顔、水面に佇む湖畔の霧、白樺の林の中での対決等本当にびっくりするような美しい映像で。

あのキューブリック「バリー・リンドン」、リドリー・スコット「決闘者」、ヨルゴス・ランティモス「女王陛下のお気に入り」と同程度、それ以上かもしれません。因みに撮影監督はリー・ピンビン(華様年華、珈琲時光、ノルウェイの森)。

 

この作品で、一番の弱点はある程度の中国史の知識が必要なこと、加えて、その複雑な人間関係でしょう。それさえクリアーできれば、この素晴らしい映画を満喫できるものと思います。

 

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。          八点鍾

 

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「博士の異常な愛情」スタンリー・キューブリックの人間に対する深い洞察映画と言って良いと思いますが・・・

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「博士の異常な愛情 又は私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったのか」(1964)です。

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映画作家スタンリー・キューブリックの傑作というか野心作です。素晴らしい作品です。冷戦真っただ中にこの様なタイムリーな作品を製作したこと、物凄くリサーチしているので、半世紀たった今鑑賞しても古臭くなっていないこと、本当に素晴らしいホンですし、ピーター・セラーズの3役、ジョージ・C・スコットのキャスティングも素晴らしいと思います。

 

「突撃」の後、雇われ監督作「スパルタカス」を撮り上げ、「ロリータ」を監督するが今一歩の評価で、ようやくこの映画でキューブリックらしい作品を監督が出来たと思います。素晴らしいと思いますが、冷たい喜劇、ブラックコメディと言うのか、キューブリックらしい冷たい人間不信のドラマでもあります。でも、この一作でキューブリックの名声は高まりました。

 

この作品は、人間が作り上げたシステム、相互確証破壊(MAD)の話でもあり、どんなシステムでも些細なことで崩れ去るとキューブリックとテリー・サザーン(キャンディ、マジッククリスチャン)は言いたいのでしょう。

 

簡単に、あらすじを説明すると米戦略空軍司令官が精神に異常をきたして、ソ連に対してR作戦を指揮下の34機のB-52爆撃機に命令を下す。米国防省は安全保障会議を開き、それを阻止せんとする。空軍基地を急襲し、司令官を逮捕しようとするが司令官は自殺、副官であるRAFの交換将校が、帰投暗号を探し出して大統領に連絡し、33機のB-52爆撃機を帰投させるが、残り1機はミサイル攻撃を回避した時にダメージを受け、CRM暗号機が破壊され、帰投命令を受信できず、一番直近のICBM基地に水爆を投下していまう。ソ連には、皆殺し装置なる設置されており、その攻撃により作動して地球上に半減期100年の放射性物質が覆いつくすことになる。

 

安全保障会議では、大統領の技術顧問ストレンジラブ博士が総統、と叫びながら、人類が100年後も生存する方法をとくとくと語り始めるのであった・・・

 

例えば、B-52のコックピット内部、安全保障会議室、B-52の対空ミサイルの回避行動のリアリズム、空軍基地での銃撃戦のドキュメンタリータッチ、と思えばテクノクラートのストレンジラブ博士のおかしな演技且つ詳細な技術論、それをコメディとして上手く融合していることに舌を巻きます。

 

同じようなテーマを扱ったシドニー・ルメット監督作「未知への飛行」(1964)の白々しいラストに比べると、嫌なラストですが納得せざる得ないと思います。

 

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。    八点鍾

 

追記 本当はフィンランド映画「ブレスレス」(2019)を取り上げる予定でしたが、個人的に「フラットライナー」とフリードキン監督「クルージング」を足したような映画なのかな思い込んでいましたが、ただのSMに目覚めた外科医の話で、もう少し志の高い映画であることを望んでいたのですが・・・

個人的には「イワンの豚野郎!!」と叫びながらスオミ短機関銃を乱射する継続戦争を描いた「アンノウン・ソルジャー」の方が素晴らしいと思います。

 

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